Googleチャットで自分だけの独自ステータスを作成し、設定する方法~離席や通勤、休暇も

Googleチャットが2021年6月にアップデートで、ステータス機能が新しく実装されました。

これまでは、自動設定やオフライン設定などしか選択できませんでしたが、離席や通勤中、休暇中といったステータスが選択でき、さらにオリジナルのステータスを作成できるようになりました。

Googleチャットの新しいステータス作成と設定手順を解説します。

元々Googleチャットは状態ステータスのみ設定可

元々Googleチャットは、SlackやTeams、チャットワークなどのチャットツールに比べ、非常に機能がシンプルでした。

Googleチャットの状態ステータス設定は2021年6月のアップデート前は3種類のシンプルなステータスだった

そのため、ユーザーのステータスは自動か、通知ミュート、オフライン設定の3種類しか設定できませんでした。

Googleチャットの状態ステータスを手動変更する手順(オンライン⇔オフライン)

自分のステータスで応答可能か他のユーザーに表示するには、「自動」を設定し、オフラインであることを知らせるには「オフラインに設定」を行うといったパターンしかありませんでした。

2021年6月のアップデートで独自ステータスも設定可能

しかし、2021年6月にGoogleチャットがアップデートされ、状態ステータスに関する機能も追加されました。

アップデートでは、これまでの状態ステータス設定に加え、「ステータス追加」が可能になりました。

Googleチャットが2021年6月にアップデートされ、状態ステータスの追加が可能に!よく使うステータスからオリジナルステータスまで

右上部分にあるステータス表示をクリックすると、従来の状態ステータス設定に加え、「ステータスを追加」というメニューが追加されています。

このステータスを追加を選択すると、独自のステータスをGoogleチャットで設定できるようになりました。

このステータス機能のアップデートによって、Googleチャットでやり取りをする他のユーザーに現在のステータスを伝えることが可能です。

離席や通勤、休暇がデフォルトステータスで用意

ステータスを追加では、独自に設定できるステータスに加え、ステータスとして利用頻度が高い以下の4種類がデフォルトで用意されています。

  1. すぐ戻ります(離席)
  2. 通勤中
  3. 病欠
  4. 休暇中

実際にGoogleチャットで「ステータスを追加」を選択すると、「あなたのステータス」画面が表示され、上記の4種類が選択できるようになっています。

Googleチャットのステータスでデフォルトで用意されている離席(すぐ戻ります)、通勤中、病欠、休暇の利用頻度が高い4種類

その中から、通勤中というステータスを選択すると、期間をプルダウンから選び、完了ボタンを押すと、通勤中のステータス設定が完了です。

Googleチャットに新たに追加されたステータス設定で通勤中のステータスを選択し、期間を設定

ステータス追加を行うと、他のユーザーからも設定したステータスが表示されるようになります。

Googleチャットのステータス追加で設定したら、他のユーザーからも設定した通勤中のステータスが確認可能

※他のユーザーから設定したステータスに変更されるまでにはタイムラグ(実測1,2分程度)があります。

Googleチャットに追加実装されたステータスを追加する機能で、これまでよりも細かな状態ステータス設定が可能となりました。

リモートワークでは自分が今どんな状態か伝えるのが難しいため、こうした機能はとても便利です。

Googleチャットでオリジナルステータスの設定方法

さらに、Googleチャットでは、絵文字(スタンプ)とテキストを組み合わせた、オリジナルステータスも設定可能になりました。

そこで、Googleチャットでオリジナルステータスを設定する手順も解説します。

1.「ステータスを追加」であなたのステータス画面で、絵文字アイコンをクリックし、ステータスにあった絵文字を選択します。

Googleチャットで、自分だけの独自ステータスを作成し、期限付きで設定する方法

2.絵文字選択後、どういったステータスがテキストで簡単な説明を入力し、期間を設定し、「完了」ボタンをクリックします。

Googleチャットのオリジナルステータスでは既存の絵文字とステータス情報のテキストを入力して組み合わせ

以上の2Stepで独自のステータスをGoogleチャット上で設定できます。

Googleチャットで独自に作成したオリジナルステータスを設定した結果、他のユーザーにも設定ステータスが表示

このような形で、ユーザー独自のステータスによって自分の状態を他のユーザーに伝えることができます。

これまでのGoogleチャットに比べ、独自設定したステータスを見て、相手に電話するか、すぐに連絡がつくか他のユーザーがチェックできるようになりました。

まとめ・終わりに

今回、Googleチャットでユーザー独自のオリジナルステータスを作成し、設定する方法を紹介しました。

2021年6月のアップデートでユーザーが絵文字と状態のテキストを組み合わせて、独自ステータスを設定できるようになりました。

これまでGoogleチャットはアクティブかオフラインか通知NGかぐらいの状態しかありませんでした。

独自ステータス設定のアップデートで、オンライン上でもより相手の状態が可視化できます。

きちんと組織として状態ステータスの設定ルールを設けると、リモートワークでも相手の状態が伝わりやすくなります。

ぜひ、Googleチャットを利用している環境では独自ステータスを使いこなし、業務を円滑に進めましょう。