Macでhomeキーやendキーと同じキーボード操作をする方法
MacbookにはWindowsのキーボードにあるhomeキーやendキーがありません。
ただ、カーソルを行頭に移動するHomeキー、行末に移動するEndキーと同じ操作をMac端末で行いたい場合の操作方法を解説します。
Windowsのカーソル移動のHome/Endキー
Windows端末のキーボードには、文字入力時のカーソルを移動するキーが用意されています。
Homeキーはカーソルがある行の先頭にカーソル移動し、Endキーは行の末尾にカーソル移動します。
これらのHome/Endキーは文書やプログラミングのコードを書いている時に便利です。
わざわざマウスを使わずにキーボードだけでカーソルを移動できる点に加え、矢印キーに比べ、1度Home/Endキーを押すだけで行頭/行末に瞬時に移動できます。
こうしたカーソル操作のキーボードはテキスト入力スピードを高めるために必須のテクニックです。
Macキーボードにはhome,endキーがない
Windowsパソコンを使っているユーザーがMacを使うと、同じようにカーソルを行頭・行末に移動したい場合が出てきます。
しかし、Mac端末にはWindows端末にあるhomeキーやendキーと同じキーはありません。
上の写真はMacbook Airのキーボードを撮影した写真ですが、homeやendと書かれたキーが見当たりません。
残念ながら、Windowsには用意されているテキスト入力時にカーソルを行頭/行末に移動するhome/endは、Macの標準キーボードにはない状態です。
Macのfn(command)キーでhome/endキーと同じ操作が可能
それでは、Mac端末ではhomeキーやendキーのようにカーソルを行頭・行末に移動させることはできないのでしょうか？
実はMacではfnキーを使ったショートカットキーでhome/endキーと同じ操作ができるようになっています。
fnキーと矢印キーを同時に押すことでカーソルの行頭/行末に移動させることが可能です。
homeキー＝Macのfn(command)キー＋左矢印(←)キー
Windowsのhomeキーと同じカーソルを行頭に移動させるには、Macではfnキー＋←キーを同時押しします。
まずfnキーを押した状態で、次に左矢印キーを押すと、テキスト入力したカーソルが行頭に移動できます。
これでWindowsキーボードでのhomeキーと同じ操作がMacでも可能です。
なお、fnキーの代わりにcommandキーを使い、commandキー＋←キーでも代用できます。
endキー＝Macのfn(command)キー＋右矢印(→)キー
つづいてWindowsのendキーと同じように、カーソルを行末に移動させるには、Macではfnキー＋→キーを同時押しします。
先程同様にfnキーを押した状態で、次に右矢印キーを押すと、テキスト入力したカーソルが行頭に移動できます。
これでWindowsキーボードでのendキーと同じ操作がMacでも可能です。
fnキーを使ったショートカットキーを駆使することで、Windowsパソコンと同じようにテキストが入力できます。
なお、fnキーの代わりにcommandキーを使い、commandキー＋→キーでも代用できます。
シフトキーと組み合わせて1行全体選択
Windowsのhome/endキーのようにカーソルを行頭/行末に移動させる操作は、Macでもシフトキーと組み合わせてよく利用します。
シフトキーを押した状態でfnキー+左矢印キーで現在のカーソル位置から行頭まで選択できます。
また、シフトキー＋fnキー+右矢印キーで現在のカーソル位置から行末まで選択できます。
さらにfnキー+左矢印キーで行頭まで戻り、シフトキー＋fnキー+右矢印キーを押せば、一行全部を選択可能です。
このようにシフトキーを組み合わせることで、テキストの行をキーボードで選択して、コピペの効率化ができます。
まとめ・終わりに
今回、Windowsパソコンのhomeキーやendキーと同じカーソル操作をMac端末でする方法を紹介しました。
テキスト入力時にカーソルを行頭/行末に移動するhome/endキーは便利ですが、Macには用意されていません。
その代わりMacのfnキー+左矢印キーでhomeキー、fnキー+右矢印キーでendキーと同じ操作が可能です。
※fnキーの代わりにcommandキーでも代替可能
Macでもカーソル操作をトラックパッドを使わずにキーボードのショートカットキーで操作すれば、テキスト入力が高速にできます。
Windows端末のHome/Endキーと同じ操作したい場合は、fn(command)キー+左矢印(右矢印)キーでできることを覚えておきましょう。