Qiitaアドベントカレンダー2024で最優秀賞と優秀賞を受賞!2記事で受賞率100%
最近このブログに記事を投稿できていませんでしたが、2024年12月に開催されたQiitaアドベントカレンダーに参加していました。
スポンサー企業さんによるプレゼントカレンダーに計2本記事投稿したところ、最優秀賞と優秀賞を受賞できました。
なぜ2本とも受賞できたか、アドベントカレンダーの記事投稿の戦略を紹介します。
Qiitaアドベントカレンダー2024に2本記事投稿
2024年12月にQiitaでアドベントカレンダーが開催されました。
企業や個人などが様々なテーマでアドベントカレンダーを企画して記事が投稿されます。
その中にプレゼントカレンダーという企画が用意されています。
プレゼントカレンダーはQiitaアドベントカレンダーのスポンサー企業の方がテーマを設定したアドベントカレンダーです。
プレゼントと名前がついている通り、審査が行われて受賞するとプレゼントがもらえます。
その中から以下の2つのプレゼントカレンダーに記事を投稿してみました。
- QualityForwardを用いたテスト管理の体験談を投稿しよう! by QualityForward
- TimeTracker NXでプロジェクト管理を効率化しよう! by グローバル・アスピレーションズ
最優秀賞と優秀賞を受賞
Qiitaアドベントカレンダーのプレゼントカレンダーに2本投稿した結果、なんと最優秀賞と優秀賞の2つを受賞することができました。
もしかしたら受賞できるかも?と手応えを感じていたのですが、Qiitaのアドベントカレンダー報告イベントで受賞結果が発表された時は喜びの声が自然と出ていました。
最新のiPhone16 Proとアマギフ3万円ゲット
グローバルアスピレーションズ株式会社さん主催のアドベントカレンダーでは、最優秀賞として最新のiPhone 16 Proをいただくことができました。
続いて株式会社ベリザーブさん主催のアドベントカレンダーでは優秀賞として、Amazonギフト券3万円分をいただきました。
今回記事を投稿したこの2つの会社のプレゼントカレンダーは最優秀賞の商品が同じiPhone 16 Proでした(デザートチタニウムとブラックでカラーが異なる)。
同じ賞品ゆえに最優秀賞のダブル受賞は相当難しいと推測されるので、最高の結果だったと考えています。
優秀賞を受賞した記事に対しては下記の審査員コメントをいただいており、とても高評価でした。
世の中のテスト管理の大半が表計算ソフトのExcelで実践されている実情を踏まえ、まず「Excelだとこうですよね」という前提を置き、そこから専用ツールを使おうことで、どのようなメリットが得られるか、逆にどういうことには気を付けないといけないか、ツール初学者が最も関心を持つであろう「Excelからの変化」に着目した内容として整理されており、当社の今後のツール訴求の観点として大変参考になったため。
2本とも受賞できた理由は戦略
実は今回のQiitaアドベントカレンダーのプレゼント企画にはかなり戦略を立てて臨んでいました。
その結果、プレゼントカレンダーに投稿した2本の記事が両方とも受賞することができています。
あくまで審査による結果のため、絶対に受賞することは審査員を買収する以外不可能です。
しかし、戦略的にアドベントカレンダーに記事を投稿することで受賞する可能性を高めることは可能です。
そこでどのようにしてQiitaアドベントカレンダーの受賞確率を高めたか、戦略を紹介します。
- 応募が少ないプレゼントカレンダーを狙う
- 経験や体験、スキルが審査に寄与するテーマは避ける
- 評価基準をしっかりチェック
- スポンサー企業のためになる記事を考える
- 記事のテーマ、構成にはAI活用
- いいねが少なくても大丈夫
1.応募が少ないプレゼントカレンダーを狙う
まず最も大きいのがプレゼントカレンダーへの応募者数です。
応募数が多いということはそれだけ当選率が下がります。
例えば賞品が3つ用意されているプレゼントカレンダーの場合、応募者が30人だと受賞確率は10%です。
一方応募者が10人しかいなければ、30%とかなり受賞率が高まります。
Qiitaアドベントカレンダー2024のプレゼントカレンダーでは、応募者数が10人ちょっとのものから応募者が80人を超えるものもあります。
人数が増えるほど単純な受賞率は下がる上に、スキルや経験豊富なエンジニアが参加する確率も上がります。
それゆえに応募者が少ないプレゼントカレンダーをターゲットにするのが受賞確率を高める最も有効な施策です。
優秀賞を受賞できた「QualityForwardを用いたテスト管理の体験談を投稿しよう!」に実際に記事投稿したユーザーは10人でした。
20%の確率で受賞でき、さらに10人に1人がiPhone Pro 16をもらえるというのは確率的にとても高いと言えます。
2.経験や体験、スキルが審査に寄与するテーマは避ける
プレゼントカレンダーのテーマによっては経験や体験、スキルが審査で大きな影響を及ぼすものがあります。
今回だと以下のようなものは経験やスキルが大きく影響するテーマです。
- 開発でチャレンジして、失敗・成功したことをシェアしよう
- 「レガシー」を保守したり、刷新したりするにあたり得られた知見・ノウハウ
これらのテーマは大規模なシステムをいかに合理的に開発したかの経験や、事前のレガシー具合からどれだけモダンな環境に転換できたかが審査のポイントになってきます。
このように経験やスキルが審査に影響するテーマでは、応募者同士の能力ベースの戦いになります。
もちろん記事としての面白さも評価ポイントですが、そうした経験・スキル豊富なユーザーは文章能力が高いことが多く、やはり受賞確率は低下します。
そこよりも過去の経験やスキルが影響しないテーマで、今からがんばることで十分評価されるテーマが戦略的におすすめです。
今回私が選んだ2つのテーマはツールのレビューがメインなので、過去のキャリアよりもツールをしっかりレビューできれば、受賞確率を高めることができます。
3.評価基準をしっかりチェック
前2つの戦略はアドベントカレンダーのテーマ選びのところでしたが、ここからは受賞確率を高める記事構成の戦略です。
各プレゼントカレンダーのテーマには「選出基準」という形で審査の評価ポイントが書かれています。
何が評価されるかという点はとても大切です。
今回最優秀賞を受賞できた「TimeTracker NXでプロジェクト管理を効率化しよう!」の選出基準は以下でした。
TimeTracker NXをおすすめしたい理由がわかりやすい記事から選定させていただきます!
なぜTime Tracker NXをプロジェクト管理で使うのがよいのか理由が明確でわかりやすく説明している記事が評価されるようになっています。
いくら良い記事でも評価軸と異なる内容では審査で弾かれる恐れがあります。
しっかり評価基準をチェックして、それを満たした記事の構成を考えましょう。
4.スポンサー企業のためになる記事を考える
プレゼントカレンダーに投稿する記事はスポンサー企業にとって為になる記事である必要があります。
スポンサー企業がQiitaのアドベントカレンダーに協賛してプレゼントカレンダーを企画するのは善意ではありません。
きちんと会社の広報戦略などの観点から、スポンサー企業はプレゼントカレンダーに取り組んでいます。
そのため、スポンサー企業にとって有益な記事であるほど審査で評価されやすいです。
今回私が記事投稿したアドベントカレンダーはいずれもスポンサー企業が展開しているサービスに関するテーマでした。
スポンサー企業にとって有益なのは、自社サービスの導入企業が増えることです。
そこで自分ならどういう背景で、どういう点を導入時にチェックするか、そうしたポイントを網羅できるように意識して記事執筆しました。
自分がサービス導入を検討している担当者の気持ちで取り組み、サービス導入検討者に参考になる記事が投稿できればスポンサー企業のためになります。
このようにスポンサー企業の立場でどういう記事がうれしいか想像することで、評価されやすい記事が作りやすいです。
5.記事のテーマ、構成にはAI活用
ここまでのプレゼントカレンダーのテーマ選び、そのテーマの評価基準やスポンサーが求めるポイントが決まったら、どういうことを伝えたい記事にするか、テーマや構成を決めます。
今回、記事のテーマや構成を考える上で生成AIを活用しました。
もちろん、記事作成の部分では生成AIは利用しません。
生成AIっぽい記事は審査経験がある人が見れば分かってしまいます。
記事作成ではなく、ここまでの整理内容からどういうテーマで記事を書くとよいか、構成を生成AIに相談します。
生成AIは壁打ちやブラッシュアップには有益です。
ただ、生成AIから出てきた内容はあまり自分の特色などもないので、出てきた構成を自分なりのポイントを肉付けしていきます。
ここまでを自分だけで考えるよりも生成AIと一緒に考える方が時間効率もよいです。
うまく効率化も行ないながら、客観的な観点でテーマや構成を練っていくのがおすすめです。
6.いいねが少なくても大丈夫
なお、これは戦略ではありませんが、Qiitaアドベントカレンダーのプレゼントカレンダーでは、いいねが重要と考えている人も多いです。
たしかにいいねが多いということは他のユーザーに評価されているということなので、プラス要素ではあります。
しかし、審査に大きく影響するかと言えば、そこまでではありません。
いいねが少ない記事でも受賞できているものも多いです。
もちろん数百いいねなどバズるレベルでのいいねは受賞において大きなアドバンテージになります。
ただ、そこまで到達する記事はそれほどありません。
いいねの数はそこまで気にせず、しっかり前段のポイントを意識した記事を書くことが大切です。
まとめ・終わりに
今回、Qiitaアドベントカレンダー2024のプレゼントカレンダーで最優秀賞と優秀賞を受賞できたので、どういう戦略で記事を投稿したか紹介しました。
まずそもそも応募者が少なく、経験やスキルの影響度合いが小さいテーマを選択することで受賞確率を高めることができます。
そこから評価基準を叩き込み、スポンサー企業に有益な記事はなにか考えて執筆することで審査で高評価を得やすくなります。
さらに生成AIなど活用することでテーマや切り口などのアイディアの壁打ちでブラッシュアップします。
その結果、プレゼントカレンダーの2テーマに2本の記事を投稿して、いずれも受賞して受賞率100%となりました。
ぜひ2025年のQiitaアドベントカレンダーでプレゼントカレンダーに挑戦する際にご参考いただければと思います。
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