Outlook予定表にTeams会議が表示されない時の対処法!アドイン有効化手順

Outlookの予定表には、通常の会議予定に加えてリボンメニューからTeams会議の予定を作成することができます。

しかし、OutlookからTeams会議を追加メニューがなくなってしまい、Teams会議予定が作成できなくなります。

そこで、Outlook予定表メニューに表示されなくなったTeams会議を復活させる対処方法を解説します。

OutlookからTeams会議予定が作成可能

マイクロソフトのOutlookはメールや予定表の機能を備えたサービスで、多くの企業で導入されています。

現在は在宅勤務やリモートワークが普及したことで、予定表からはオフラインの会議だけでなく、Teams会議を設定することが可能です。

Outlookの予定表のホームメニューには「新しいTeams会議」のリボンが用意され、Teams会議の予定を作成可能

Outlookの予定表メニュー「ホーム」には新しいTeams会議が用意されており、クリックすると、Teams会議が埋め込まれた会議予定が作成できます。

Teams会議の予定は、Outlookからの通知でそのままTeams会議に接続でき、さらにURLも記載されているので、時間になったらTeams会議に参加可能です。

Outlook予定にTeams会議メニューが表示されない?

あるときOutlookの予定表から、Teams会議予定を設定しようとしたところ、いつも表示されているホームメニューのリボンに、「新しいTeams会議」が表示されなくなっていました。

Outlook予定メニューの新しいTeams会議のリボンが表示されなくなり、Teams会議予定が追加不可能に

新規作成の予定の隣に「Teams会議」のリボンが表示されていたのですが、表示されなくなってしまっています。

この状態になってしまうと、Outlook予定表からTeams会議予定が作成できなくなります。

新規作成から「新しい会議」を選択し、新規の会議を作成しても、Teams会議を選択することができません。

Teamsアドインが無効化されると、Outlookの予定メニューに新しいTeams会議のリボンが表示されなくなる

Outlookの予定表がこの状態になってしまうと、Teamsとの連携が切れてしまっている状態です。

※Teams会議の予定は作成できなくなりますが、すでに設定済みのTeams会議には通知メニューや予定から参加することができます。

Teamsアドインが無効になっているのが原因

Outlookの予定表からTeams会議を追加できなくなっているのは、OutlookのTeams用アドインが無効になっているのが原因です。

Outlook予定表からTeams会議が表示されなくなってTeams会議予定が追加できなくなるのは、「Microsoft Teams Meeting Add-in for Microsoft Office」というアドインが無効になっているのが原因

「Microsoft Teams Meeting Add-in for Microsoft Office」というアドインがOutlookにはあり、これが有効になっていることで、Teams会議予定が作成できるようになります。

しかし、色々なソフトやブラウザタブの起動によってCPUやメモリが逼迫すると、このTeams用のアドインがクラッシュしてしまいます。

クラッシュするとTeamsアドインが無効化されてしまいますので、Outlookの予定表との連携もできず、予定メニューから新しいTeams会議が表示されなくなります。

OutlookのTeamsアドイン有効・再表示手順

Outlook予定メニューからTeams会議が表示されなくなった場合に、再びOutlookの予定表からTeams会議を再表示する方法を解説します。

Teams会議が表示されなくなったのは、OutlookのTeamsアドインが無効になってしまったのが原因と説明しました。

そのため、再びOutlookの設定からTeams会議のアドインを有効化すれば、Teams会議を追加できるようになります。

1.Outlookのメニューバーにある「ファイル」をクリックします。

Teams会議をOutlook予定に復活させるため、Outlookメニューのファイルメニューから「無効になったCOMアドインを表示」を選択

2.アカウント情報の画面で「無効になったCOMアドインの表示」をクリックします。

Outlook予定表からTeams会議が表示されなくなってTeams会議予定が追加できなくなるのは、「Microsoft Teams Meeting Add-in for Microsoft Office」というアドインが無効になっているのが原因

3.「速度が低下し無効になったアドイン」としてTeams Meeting Add-inが表示されているので、オプションを選択します。

OutlookのTeams用アドインが無効になっているのを有効化

4.「このアドインを常に有効にする」が表示されるのでチェックを入れて、適用ボタンをクリックします。

Teamsアドインが再び無効にならないように監視無効化する日数を設定

アドインの監視をするかどうか選べるようになるので、勝手に無効にならないよう「次の30日感このアドインの監視を行わない」にして適用し、閉じるを選択します。

以上の4StepでOutlookで端末速度が低下して無効になってしまったTeamsアドインを有効化できます。

アドイン有効化でTeams会議設定が復活

前述した手順で「無効になったCOMアドインの表示」からMicrosoft Teams Meeting Add-in for Microsoft Officeを有効化すると、再びOutlook予定表メニューにTeams会議リボンが再表示されます。

Outlookの予定表のホームメニューには「新しいTeams会議」のリボンが用意され、Teams会議の予定を作成可能

これでOutlookからTeams会議予定が作成可能になります。

さらに、Outlookの新しい会議を新規作成した場合でも、Teams会議を予定に追加できるようになりました。

無効になっていたOutlookのTeamsアドインを有効化することで、新規作成の予定にもTeams会議メニューが表示

OutlookでTeams会議予定が作成できなくなっても、Teamsアドインの有効化すれば復活できるので安心です。

まとめ・終わりに

今回、Outlookの予定表メニューからTeams会議リボンが表示されなくなり、Teams会議が追加できなくなった場合の対処方法を紹介しました。

Outlook予定メニューにTeams会議が表示されなくなる原因は、Outlookに設定されているTeamsアドインが無効化されているからです。

Outlookのファイルメニューから「無効になったCOMアドインの表示」を表示して、無効になっているTeamsアドインを有効化することで復活できます。

Teamsを活用している会社や組織では、メーラー・予定表ツールとしてOutlookを活用しているケースが多く、Outlook予定表からTeams会議予定を作成することも多いです。

OutlookからTeams会議を設定していたのに、Teams会議が表示されなくなった場合は、Teamsアドインが無効になっていないか確認し、無効な場合は有効化すれば解決できるので、試してみてください。