Googleチャットで書式ありのメッセージを投稿!太字やコードブロックで文字装飾

Googleチャットではプレーンなテキストメッセージに加えて、太字などの文字装飾を施した投稿も可能です。

Googleチャットで可能な書式とできない書式の種類と、書式の設定方法を解説します。

Googleチャットで設定できる書式

GoogleチャットはSlackなどの競合のチャットツールに比べると、シンプルなデザインになっています。

そのため、投稿するメッセージに文字装飾を行う書式設定も他のチャットツールよりも少なめです。

Googleチャットで入力可能な書式は以下の4種類が2021年4月時点で可能となっています。

Googleチャットのメッセージの文字装飾・書式を設定する方法(太字・斜体・取り消し線・コードブロック)

  1. 太字
  2. 斜体
  3. 取り消し線
  4. コードブロック

Googleチャットの書式設定方法

Googleチャットで設定可能な書式設定について、それぞれの方法を紹介します。

GoogleチャットはTeamsのように色々な書式が設定できるリッチエディタがないため、すべてキーボードによる入力です。

先程紹介した4種類の書式について、それぞれ投稿メッセージ上で設定する方法を解説します。

太字の書式

投稿メッセージを太字にしたい場合は、太字にしたい部分をアスタリスク(*)で囲います。

Googleチャットのメッセージを太字にする書式設定方法(アスタリスク)

すると、*に挟まれた部分の文字がボールド体になり、強調されます。

なお、ショートカットキーとして、「Ctrl + B」でも太字の設定が可能です。

斜体の書式

投稿メッセージを斜体にしたい場合は、太字にしたい部分をアンダーバー(_)で囲います。

Googleチャットのメッセージを斜体・イタリック体にする書式設定方法(アンダーバー)

すると、_に挟まれた部分の文字がイタリック体になりますが、Googleチャット上ではそこまで斜体になっていません。

そのため、あまり斜体の書式を使う機会はなさそうです。

なお、ショートカットキーとして、「Ctrl + I」でも斜体の設定が可能です。

取り消し線の書式

投稿メッセージを取り消し線で装飾したい場合は、取り消し線を引きたい部分をチルダ(~)で囲います。

Googleチャットのメッセージを取り消し線にする書式設定方法(チルダ)

~に挟まれた部分の文字に横線が引かれ、文字が取り消されているようになります。

なお、ショートカットキーとして、「Alt + Shift + 5」でも取り消し線の設定が可能です。

コードブロックの書式

コードブロックは1行の場合と、複数行の場合の2パターンが用意されています。

1行の場合は、コードブロック化したい部分をバッククオート(`)で囲います。

Googleチャットのメッセージをコードブロックにする書式設定方法(バッククオート1個)

複数行の場合は、バッククオート3個(“`)で挟む形で書きます。

Googleチャットのメッセージを複数行のコードブロックにする書式設定方法(バッククオート3個)

コードブロック内では、他3つの書式を設定しても無効となり、プレーンなテキストとして表示されます。

Googleチャットの書式設定は基本的にMarkdownと同じ

先程紹介した太字・斜体・取り消し線・コードブロックの書式を設定する方法はMarkdownと同一です。

そのため、Googleチャットでは上記4つを使う場合はMarkdownの記法を覚えておけばスムーズに入力することができます。

Googleチャットで設定できない書式

なお、Googleチャットは他のチャットツールに比べると、文字装飾の書式の種類は少ないです。

設定可能できない書式として、以下のようなものが挙げられます。

  • 見出し(H2やH3)は設定不可
  • 箇条書き(番号あり・なし)も設定はできない
  • リンクも不可(URL入力は可能)
  • メッセージや文章の引用もできない

上記の書式はGoogleチャット上でMarkdown記法で書いても反応せず、設定することができないです。

ただ、まだまだGoogleチャットは発展途上のサービスなので、今後アップデートで可能になるかもしれません。

まとめ・終わりに

今回、Googleチャットでメッセージ投稿時に設定可能な4種類の書式を紹介しました。

Googleチャットでは、投稿メッセージの文字装飾として、太字・斜体・取り消し線・コードブロックが設定できます。

基本的にMarkdown記法によるキーボード入力による設定のみ可能で、マウス操作可能なメニュー等は用意されていません。

他のチャットツールよりもバリエーションは少ないですが、太字やコードブロックなどを活用して、相手に伝わりやすいメッセージを作成しましょう。