OpenAIのGPT-4が3月登場?パラメータ100兆個やマルチモーダルの噂を調査

ChatGPTを開発したOpenAIから、新しいGPT-4が2023年3月13日週に登場するとの情報が流れています。

ChatGPTはGPT-3.5系でしたが、GPT-4はさらにパワーアップした大規模言語モデルと言われています。

そこで、OpenAIのGPT-4に関するニュースや、GPT-4のパラメータやマルチモーダル機能のうわさについて調査してみました。

ChatGPT開発元のOpenAIがGPT-4を3月発表予定?

ChatGPTの開発元であるOpenAIが3月中にGPT-4を発表するとの報道が日本のITニュースサイトで報じられています。

IT MediaNewsでは、GPT-4が来週3月13週にも登場するとの記事が掲載されています。

ChatGPTを開発したOpenAIがGPT-4を2023年3月13週にも登場させるとのニュース記事を掲載
IT MediaNews「「GPT-4」は来週登場か? 独Microsoft CTOが言及」より引用

さらに、Gigazineでは初代iPhoneと同じぐらいのインパクトがあるとしてGPT-4に関する記事がありました。

GigazineがOpenAIがGPT-4がまもなく登場し、Appleの初代iPhoneと同じぐらいの衝撃を与えると紹介
Gigazine「『初代iPhoneと同等の衝撃』と評されるOpenAIの次世代言語モデル「GPT-4」が2023年3月発表予定、画像認識機能や多言語対応の強化が実現か」より引用

新聞系やテレビ系のニュースサイトではまだGPT-4の言及はありませんが、日本のITを扱うWebメディアで3/10より情報が出てきています。

GPT-4登場のソースは独・MSのCTO発言

IT MediaNewsやGigazineが、GPT-4が2023年3月に登場すると報じたソースは、ドイツのマイクロソフトCTOの発言です。

(heise)ハイズというドイツのウェブメディアに、GPT-4に関する記事が掲載されたのが各ニュースの情報源となっています。

3月9日に開催されたAIキックオフイベントで、アンドレア・ブラウンCTOのGPT-4のリリースが間近と話していたという(heise)ハイズというドイツのウェブメディア記事がソース
heise online「GPT-4 is coming next week – and it will be multimodal, says Microsoft Germany」より引用

上記記事をDeepLを使って冒頭部分を日本語に翻訳してみました。

「GPT-4は来週登場 – そしてマルチモーダルになるとドイツ・マイクロソフトが発言」

2023年3月9日に開催されたAIキックオフイベントで、ドイツマイクロソフトCTOのアンドレアス・ブラウンが言及したように、GPT-4のリリースは間近に迫っています。

GPT-4が来週登場:2023年3月9日に開催された約1時間のハイブリッド情報イベント「AI in Focus – Digital Kickoff」で、ドイツマイクロソフトの社員4名がGPTシリーズのようなLarge Language Models(LLM)が企業の破壊力を持つことやAzure-OpenAI提供について詳細に紹介しました。

キックオフイベントはドイツ語で行われ、ニュースメディアのHeiseも参加していた。

Microsoft GermanyのCTOでLead Data & AI STUのAndreas Braun氏が、GPT-4のリリースが迫っていることを、わりとさりげなく口にしたのです。

マイクロソフトがOpenAIでマルチモダリティを微調整していることは、3月初旬のKosmos-1のリリース以来、もはや秘密にしていたはずだ。

その記事によると、ドイツのマイクロソフトCTOであるアンドレア・ブラウンが3/9に開催されたAIキックオフイベントでGPT-4のリリースが間近と言及しています。

その発言の中で、GPT-4はゲームチェンジャーになるとマイクロソフト幹部が述べています。

GPT-4はGPT-3.5と何が違う?

2023年3月に登場するとの情報が流れているGPT-4。

従来のChatGPTなどで使われているGPT-3.5とGPT-4は何が違うのでしょうか?

現時点では噂で言われているのが2つあります。

  1. GPT-4はパラメータ数が100兆個ある
  2. 入力がテキストだけでなく画像にも対応したマルチモーダル

GPT-4はパラメータ数が100兆個ある

1つ目はGPT-4は次世代の大規模言語モデルとして、利用しているパラメータ数が100兆個あるというものです。

GPT-3.5は1750億なので、とんでもなくパラメータ数が増えています。

GPT-3.5とGPT-4のパラメータ数の違いを紹介する際によく用いられる説明画像

しかし、このパラメータ数についてはOpenAIのCEOはベンチャーキャピタルのイベントで否定しているため、正しくなさそうです。

入力がテキストだけでなく画像にも対応したマルチモーダル

続いてChatGPTなどのGPT-3.5は入力がテキストのみでした。

それがGPT-4ではマルチモーダル機能が搭載され、画像入力などにも対応するというものです。

GPT-4への入力はテキストだけでなく画像や音声など様々なマルチモーダルに対応との噂

こちらはマイクロソフトが3月3日にマルチモーダルな大規模言語モデルを発表しました。

しかし、OpenAI自体からマルチモーダルな大規模言語モデルについては発表が確認できていません。

そのため、今GPT-4の特徴として挙げられているものはいずれも噂レベルにすぎないです。

まとめ・終わりに

今回、OpenAIがGPT-4を2023年3月中に発表するというニュースと、GPT-4の性能に関するうわさを紹介しました。

IT MediaNewsやGigazineで報じられたGPT-4のニュースは、ドイツのマイクロソフトのCTOの発言がソースになっています。

3月9日に開催されたAIキックオフイベントで、アンドレア・ブラウンCTOのGPT-4のリリースが間近と話していたのが元ネタです。

ただ、OpenAIからGPT-4に関するリリース予定の情報はまだなく、アメリカのマイクロソフトからの情報もありません。

GPT-4についてはパラメータ数やマルチモーダルなどいろいろと噂が流れていますが、OpenAIが公式発表したものはなくあくまで噂レベルです。

本当にGPT-4が発表されるかはOpenAIの発表をまちましょう。