X(旧Twitter)のURL投稿(URLカード)でタイトルを表示する仕様に再変更をイーロン・マスクが予告

X(旧Twitter)の経営者であるイーロン・マスクは、URL付きの投稿に対してタイトルを表示する仕様に変更すると発表しました。

2023年10月にブログやニュース記事などのURL付きのURLカードの投稿は、OGP画像とドメインのみ表示するように仕様に変更していました。

以前とは少し表示方法が異なりますが、タイトル表示が復活し、元々の仕様に近づくようです。

URLカード(旧Twitterカード)とは

X(旧Twitter)ではブログ記事やメディア記事のURLをつけて投稿すると、URLリンクだけでなく、OGP画像やタイトルや概要も表示されていました。

X(旧Twitter)にはブログ記事やニュース記事のURLを投稿すると、Twitterカードという形でOGP画像やタイトル、概要が表示

※ブログやメディア側でメタ情報が設定されているものに限ります。

これによって、ユーザーはリンクURLがどんな内容か、リンク先にアクセスする前に確認可能でした。

Twitter時代にはTwitterカードと呼ばれていましたが、イーロン・マスクが買収し、サービス名をXに変更したことに伴い、URLカードと名称が変わっています。

2023年10月にX(旧Twitter)のURLリンク表示仕様を変更

URLリンクのタイトルやOGP画像を表示する、URLカードのリンク表示が2023年10月に仕様変更が行われました。

イーロン・マスクはTwitterを買収して、サービス名をXに変更したり、Xの仕様変更を行ってきました。

イーロン・マスクが行ってきた仕様変更の中で大きな改修が、URLカードの表示項目の変更です。

元々は、ブログ記事やニュース記事のURLをXに投稿に記述すると、以下の4つの項目が表示されました。

  1. OGP画像
  2. タイトル
  3. 概要
  4. ドメイン名
URLリンク先の旧Twitterカードの表示仕様

しかし、2023年10月ごろに行われたURLカードの仕様変更によって、タイトルと概要が削除されました。

URLカードの投稿は、OGP画像とリンク先のドメイン名のみの表示に変更されました。

2023年10月にX経営者のイーロンマスクは、URLカード(旧Twitterカード)の表示仕様を変更し、画像とドメイン名のみに

この変更はブログやメディアのアクセスにも大きな影響を及ぼしています。

記事URLを投稿しても、OGP画像とドメイン名しか表示されないため、クリック率が低下しています。

それゆえにOGP画像で記事の内容がわかるように工夫することがブログ運営者に求められるようになりました。

イーロン・マスクがXのURLリンクの仕様変更を予告

仕様変更されたXの投稿におけるURLリンクの表示ですが、再び仕様変更が行われるようです。

日本時間の2023年11月23日にイーロン・マスクのX公式アカウントにURLカードの仕様を変更する予告が投稿されました。

https://twitter.com/elonmusk/status/1727500747711852560?s=20
イーロン・マスクが2023年11月23日にURLカードの表示仕様を変更するリリース予告をXで投稿

時期については明示されていませんが、今後のリリースの中で改修が行われるようです。

再びリンク先のタイトルが表示されるように

イーロン・マスク氏のXの投稿によると、URLカードは画像上部にタイトルがオーバーレイ形式で表示されるようです。

X(旧Twitter)のURL付き投稿(URLカード)にタイトルを表示する仕様に再変更をイーロン・マスクが予告

これによって、タイトルが分かるので、OGP画像に見出し情報がなくても、記事内容がわかりやすくなります。

なお、現在のXのURLカードには左下にドメイン名がオーバーレイで表示されていますが、そちらがどうなるかは現時点で分かっていません。

以前のTwitterカードとは異なる表示仕様に

旧Twitterカード時代のURLカードの表示とは今回の仕様変更は少し異なります。

以前は画像の下部に重ならない形でタイトルと概要、ドメイン名が表示されていました。

しかし、イーロン・マスク氏が投稿した内容では画像上部にオーバーレイ表示でした。

そのため、以前の仕様に戻るわけではなく、タイトルを追加する形に仕様変更になりそうです。

ブログ記事のX経由のSNS流入は増加見込み

イーロン・マスク氏が予告した改修によって、Xにおけるブログ記事やニュース記事へのSNS流入は増加すると見込まれます。

OGP画像に見出しやキーワードを盛り込めば、URLカードのリンク先の情報を投稿で伝えられます。

XのURLカードの仕様変更でOGP画像しか表示されないため、画像に見出しやキーワードを画像加工する必要あり

しかし、画像編集の手間や記事の仕様上、見出しやキーワード付きの画像を用意できない記事も多いです。

そうした記事のURLをXでシェアした際に、タイトルがあるのとないのではリアクション率が変わります。

アイキャッチ画像がXのURLカードにそのまま表示された場合、ユーザーのリアクション率は低下

それゆえに、イーロン・マスク氏がXに投稿したURLカードの改修はブログ運営者にとってうれしいニュースになりそうです。

まとめ・終わりに

今回、X(旧Twitter)のURL付き投稿で表示されるURLカードの仕様が変更するリリース予定であることを紹介しました。

2023年11月23日のイーロンマスクのX投稿で、URLカードにタイトルを画像上部にオーバーレイ表示する改修を行うと予告しています。

URLカードについては2023年10月にイーロンマスクがタイトルや概要を非表示にする仕様変更し、OGP画像とドメイン名のみの表示になりました。

以前の旧Twitterカードの仕様とはタイトルの表示位置は異なるので、元通りになるわけではありません。

ただ、URLカードが表示されるXの投稿にタイトルがあることでリアクション率は高まると見込まれます。

ブログ記事などのX経由のSNS流入アクセスが増えるか、URLカードの仕様変更されたら確認したいところです。