【2022年版】Zoomビデオ会議にブラウザで参加する方法!サインイン不要で利用

パソコンからZoomビデオ会議に参加するには、Zoomのデスクトップアプリが必要です。

しかし、実はある手順を踏むことで、ChromeなどのブラウザでもZoomビデオ会議に参加できます。

Zoomアカウントも不要でブラウザからZoom会議する方法を解説します。

Zoomは最も有名なビデオ会議ツール

Zoomはパソコンやスマホを使ってリモート会議ができるビデオ会議ツールです。

ビデオ会議ツールとして最も有名なZoom

もともとビデオ会議ツールとして最も有名なツールでしたが、2020年にリモートワークが普及したことで、Zoomの利用者が急増しました。

今ではマイクロソフトがTeams、グーグルもGoogle Meetというビデオ会議サービスを提供していますが、Zoom利用者が最も多いです。

PCではデスクトップアプリでZoom会議

パソコンでZoomのビデオ会議を行い場合、主にデスクトップアプリを利用します。

※Zoomのデスクトップアプリのインストール方法は以下の記事で解説しています。

Zoomデスクトップアプリ版のインストール手順を詳しく解説!【Windows PC】

自分がZoomビデオ会議を主催する場合も他のユーザーから招待を受けた場合も、Zoomリンクをクリックすると、ブラウザでリンクが表示されます。

Zoomの会議リンクをクリックすると、ブラウザが表示され、Zoomデスクトップアプリの起動メッセージが表示

ブラウザのメッセージが表示され、「Zoom Meetingsを開く」と選択すると、Zoomデスクトップアプリが起動する仕組みになっています。

ブラウザから参加する方法がなくなった?

もともとZoomのビデオ会議はパソコンでもブラウザから参加することができました。

しかし、先程紹介したZoom会議リンクをクリックしたあとのブラウザ画面では、「ブラウザで参加する」の表示がなくなっています。

今はZoomのビデオ会議はブラウザ参加ができなくなったのでしょうか?

もちろん、現在もZoom会議にパソコンのブラウザで参加は可能です。

ただ、ChromeなどのブラウザでZoom会議に参加するにはちょっとした手順が必要になっています。

Zoomビデオ会議にブラウザから参加する手順(ホスト)

実際にZoomビデオ会議にブラウザから参加する方法を紹介します。

今回は、自分がホストとして主催するZoom会議をブラウザ参加する手順を解説します。

1.ZoomのWebページでサインインしたあと、「ミーティングを開催する」からビデオ会議を選択します。

ZoomのWebページにログインした状態でZoomミーティングを開始を選択

2.「Zoom Meetingsを開きますか?」と表示されるので、「キャンセル」をクリックします。

自分のアカウントでZoomの会議を開催選択したあと、ブラウザ参加するため、「Zoom Meetingsを開きますか?」はキャンセル

※この状態では、Zoom会議のブラウザ参加の選択肢は表示されません。

3.ブラウザメッセージが消えたあと、「Launch Meeting」のボタンをクリックします。

Zoom会議ページで「Launch Meeting」を選択

4.再度ブラウザメッセージが表示されるので、同じように「キャンセル」をクリックします。

Zoomビデオ会議にChromeなどのブラウザで参加するため、再度ブラウザメッセージに対し、キャンセルを選択

5.すると、画面下部に「join from Your Browser(ブラウザから参加)」のリンクが表示されるので、クリックします。

Zoom会議のボタンを1回押してキャンセルすると、ブラウザ参加を促す「join from Your Browser(ブラウザから参加)」が表示されるので、クリック

Zoom会議ページで「Zoom Meetingsを開きますか?」のメッセージをキャンセルすると、ブラウザリンクが表示されるようになります。

6.Zoomビデオ会議の画面がブラウザで表示されるので、「コンピュータでオーディオに参加」をクリックします。

Zoomのビデオ会議がブラウザで表示され、デスクトップアプリ同様に「コンピュータでオーディオに参加」を選択

7.ブラウザからZoomにマイクとカメラの2つの許可を求められるので、両方「許可」を選択します。

ブラウザからZoomでマイクとカメラの使用許可が求められるので「許可」を選択

以上のStepで自分がZoomビデオ会議を主催する場合でのブラウザ参加が完了です。

自分がZoomビデオ会議主催者の場合で、Chromeブラウザから会議に参加

パソコンにZoomのデスクトップアプリを開かずにChromeブラウザでビデオ会議に参加できています。

ブラウザ版はデスクトップアプリ版に比べ、少し動作面で遅い部分はありますが、画面共有やバーチャル背景、チャットなど標準的な機能は利用可能です。

サインインせずにZoom会議にブラウザ参加する方法

さらに、他の参加者が主催するZoomビデオ会議にもブラウザ参加することもできます。

それに加えて、Zoomにサインインすることなく、Zoom会議をブラウザで参加する方法を紹介します。

1.Zoom招待リンクを開くと表示されるページで、下部にある「Join Meeting as an Attendee」のリンクをクリックします。

他の主催者から提供されたZoomビデオ会議の招待リンクを選択すると表示さっるブラウザで「Join Meeting as an Attendee」を選択

2.前述のZoom会議ホストの場合と同様に、「Zoom Meetingsを開きますか?」はキャンセルします。

通常のZoomリンク同様に「Zoom Meetingsを開きますか?」のブラウザメッセージが表示されるので、「キャンセル」ボタンをクリック

3.日本語ページに切り替え後、「ミーティングを起動」をクリック→キャンセルすると表示される「ブラウザから参加してください」のリンクをクリックします。

Zoom会議のページを日本語に切り替え、「ミーティングを起動」ボタンをクリックしキャンセルすると、「ブラウザから参加してください」のリンクが表示されるのでクリック

4.Zoomにサインインすることなく、ミーティング参加の画面が表示され、マイクとカメラの許可が求められるので、「許可」を選択します。

Zoom会議にブラウザで参加するため、マイクとカメラの許可が求められるので、両方許可を選択

5.Zoomビデオ会議に参加する名前を設定したら、「参加」ボタンをクリックします。

Zoomミーティングに参加するため、名前を入力し、「参加」ボタンをクリック

以上の手順でZoomにサインインせずにブラウザでZoomビデオ会議に参加できるようになります。

Zoom主催者が許可していない場合のZoom会議の表示

Zoomビデオ会議の主催者が未参加または、参加許可されていない場合、上記メッセージが表示されています。

会議ホストが参加し、参加許可をしてもらうことができれば、ブラウザでZoom会議が開始されます。

Zoomにサインインせずに他の参加者が主催するZoomビデオ会議にブラウザで参加

Zoomアプリ不可の端末でブラウザ参加が便利

パソコンでZoom会議に参加する場合、通常はデスクトップアプリのほうがテレビ会議の挙動が安定しているのでオススメです。

しかし、自分のパソコンではない貸与されたパソコンや、部署で共用利用している端末の場合、Zoomアプリのインストールできないケースがあります。

そうした端末を一時的に利用して、Zoom会議に参加する場合にブラウザ参加が便利です。

Zoomにサインインせずにブラウザでビデオ会議に参加できるので、サインインの履歴やCookieが残らずに済みます。

まとめ・終わりに

今回、パソコンでZoomのビデオ会議に参加する場合に、デスクトップアプリではなくブラウザから参加する方法を紹介しました。

Zoomビデオ会議にブラウザで参加する場合、一度「Launch Meeting(ミーティングを起動)」をクリックしたあと、キャンセルが必要です。

すると、Zoom会議リンクのページ下部にブラウザ参加のリンクが表示されるようになるので、そちらからZoom会議にブラウザ参加できるようになります。

かつてはもっとブラウザでのZoom会議参加は簡単でしたが、2022年にはいって、ブラウザでの参加手順が複雑になっています。

Zoomデスクトップアプリをインストールせずに参加できるので、Zoomアプリを未導入の場合にブラウザ参加が便利です。

Zoom会議にブラウザから参加したい場合は、今回紹介した手順を参考にしてください。