Zoomの会議チャットに投稿したメッセージは削除可能?誤送信しないよう注意
Zoomビデオ会議にあるチャットでは、作成途中または、誤字・脱字を含んだメッセージを投稿してしまうことがあります。
Zoomの会議チャットに間違って投稿してしまったメッセージは削除することはできるのか解説します。
Zoomの会議チャットはエンターで即送信
Zoomビデオ会議には、音声や映像による情報を伝達する他にテキストを送るチャット機能が用意されています。
チャットを使うことで、Zoom会議のアジェンダを送ったり、会議の中で決まった事項を書き込むことができます。
さらに、参加者に情報共有という形でURLを投稿して、URL先の情報を確認するといった使い方が可能です。
ただ、Zoomの会議チャットで気をつけたいのは、パソコンの場合、エンターキーを1回押すとメッセージが送信されてしまう点です。
メッセージ作成途中にチャット誤送信も
エンターキー1回でメッセージが送信される仕様は、TwitterやFacebookのダイレクトメッセージやTeamsチャットと同じです。
それによって、誤ってエンターキーを押してしまって、Zoomチャットのメッセージが作成途中で送信されることがあります。
特に日本語の場合、半角と全角モードがあるので注意が必要です。
全角文字を漢字に変換する際に、スペースキーとエンターキーで変換文字を確定します。
しかし、全角モードだと思っていたら、半角モードでスペースとエンターキーを押してチャットが送信されることがあります。
Zoomの会議チャットのメッセージは削除可能?
Zoomのビデオ会議で送信したチャットメッセージを削除することはできるのでしょうか?
残念ながら、Zoom会議チャットに送信したメッセージを削除することはできません。
誤送信してしまったZoomのチャットメッセージを右クリックしても、「すべて選択」としか出ません。
さらに、チャット入力部分にあるメニュー「…」にも削除に関する項目がありません。
チャットの保存や、チャット可能対象しか選択できないようになっています。
また、一参加者では削除できなくても、会議主催者の管理者権限ならどうかも調査しました。
しかし、管理者権限を持つユーザーであっても、自分・他人どちらのメッセージも削除できない状態です。
そのため、Zoom会議で送信したチャットメッセージは削除できません。
ZoomチャットはTeamsより誤送信リスク高
Zoomと同じようにオンライン会議ツールのTeamsも、エンターキー1回でチャットが投稿される仕様です。
しかし、ZoomチャットとTeamsチャットで大きな違いは、投稿したメッセージを削除できる点です。
Teamsの場合は、もし誤ったチャットを送信しても、あとから削除することができます。
削除しなくても、投稿したメッセージを修正もできるので、誤字や脱字を訂正可能です。
しかし、Zoomチャットは削除することもできなければ、修正もできません。
このように一度メッセージを誤投稿してしまうと、他のユーザーに見えてしまい、チャットを消せないのはリスクが高いです。
Zoomチャットはそうした点からも競合サービスのTeamsよりも誤送信のリスクが高くなります。
Zoomチャットで誤投稿を防止する対策
Zoom会議チャットは残念ながら誤投稿したメッセージを削除できない仕様になっています。
そのため、誤投稿を防止するための対策が利用者には求められます。
Zoomチャットの誤送信を防止するオススメは「投稿メッセージをテキストエディタで下書きすること」です。
Windowsパソコンであれば、メモ帳などのエディタでZoomチャットの投稿内容を記入できます。
メモ帳であれば、エンターキーで改行されますし、大きく表示されるので入力しやすいです。
さらに、投稿したメッセージをチェックした上で、コピー&ペースト(コピペ)すれば、Zoomチャットの誤送信を限りなく減らせます。
あとはコピペの際に、きちんと下書きした内容を貼り付けできているか、Zoomチャットの入力画面でチェックし、投稿すれば、誤字・脱字も減らせます。
Zoomチャットは投稿メッセージを削除できない仕様だからこそ、こうした誤送信防止策が大切です。
まとめ・終わりに
今回、Zoomビデオ会議のチャットで投稿したメッセージは削除できないことを紹介しました。
Zoom会議チャットは投稿したメッセージは会議主催者のホストであろうと、削除不可能です。
さらに、エンターキー1回でメッセージが送信されることもあり、誤投稿しやすくなっています。
送ってはいけない内容を誤送信してしまうと、取り返しがつかないことになりえます。
だからこそ、Zoomチャット利用時には、誤投稿防止策を設けることが大切です。
Windowsパソコンではメモ帳などのテキストエディタで下書きした上で、内容をチェックした上で、コピペしてメッセージを投稿しましょう。
Zoomビデオ会議をメインで利用している方は、チャットメッセージは削除できないことを肝に銘じておきましょう。
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