Teamsのファイル共有方法!チャット・会議とチャネルの保管場所や削除手順

Teamsではチャットやビデオ会議などを行う際に、ファイルを共有することもできるようになっています。

そこでTeamsのチャットやチャネル、ビデオ会議でのファイル共有の方法と、アップロードした共有ファイルの保管場所について解説します。

Teamsは気軽にファイル共有も可能

マイクロソフトのコミュニケーションツールTeamsでは、個人チャット、複数人のビデオ会議、チャネルにおいて簡単にファイル共有ができます。

リモートワーク下では、複数人でドキュメントを共同編集するケースも多いです。

そんな時、Teamsにファイルをアップすれば、共有の保管場所に配置され、一緒に作業することが可能です。

Teamsでファイル共有する方法・手順

Teams上で他のユーザーとファイルを共有する手順を解説します。

1.Teamsのチャット(チャネル)の投稿画面で添付ファイルのアイコンをクリックする

Teamsのチャット・チャネルの投稿画面で添付ファイルのアイコンをクリックする

2.添付ファイルをどこから選択するか選ぶことができるので、「コンピュータからアップロード」をクリックします。

添付ファイルをどこから選択するか選べるので、「このコンピュータからアップロード」を選択する

 

3.ファイル選択画面が表示されるので、Teamsのチャット上にアップロードしたいファイルを選択します。

4.ファイルを選択すると、Teamsの投稿画面にファイルが表示されるので、必要な投稿メッセージを記入した上で、エンターキーを押すor投稿ボタンをクリックする。

ファイル選択後、Teamsの投稿画面にファイルが表示されるので、必要な投稿メッセージを入力後、投稿ボタンをクリックする

5.Teamsの会議チャット上にファイルがアップロードされれば、ファイル共有完了です。

Teamsの会議チャット上にファイルが表示されれば、ファイル共有完了

以上の5StepでTeamsにファイルをアップロードして、他のユーザーと共有することができます。

アップロードしたファイルを一覧で見る方法

Teamsの個人チャットやチームのチャネルに以前アップロードしたファイルを、チャットをさかのぼって探すと思いのほか時間がかかります。

そんなときには、該当のチャット・チャネルの画面で「ファイル」のタブをクリックします。

Teamsアプリのチャット・チャネルで、ファイルタブを選択すると、アップロードされたファイル一覧が確認できる

これまでにチャット(チャネル)にアップしてきたファイルが一覧で表示されています。

過去にTeamsにアップロードしたファイルを探す際には、このファイルビューで確認するのがオススメです。

Teams上で共有したファイルの保管場所は?

Teams上で共有されたファイルの保管場所ですが、実は個人チャットやビデオ会議などの場合と、チームなどのチャネルの場合で異なります。

それぞれの場合のファイルの保管場所を紹介します。

個人チャット、ビデオ会議でのファイル保管先

Teamsの個人チャットやビデオ会議でファイル共有を行った場合、アップロードしたユーザーのOneDrive上に格納されます。

Teamsの会議チャットや個人チャットにアップロードしたファイルはOneDriveに保存・格納される

そのファイルに対し、チャットやTeams会議に参加しているユーザーに対し、アクセス権限が付与され、他のユーザーもファイルを開くことができます。

また、チャット・ビデオ会議でアップロードされOneDriveに格納されたファイルは、OneDriveの管理画面からアクセスすることができます。

チーム、チャネルでのファイル保管先

Teamsのチームなどのチャネルに対してファイルをアップロードした場合、そのチーム用のSharepoint(シェアポイント)上に保管されます。

Teamsのチームなどのチャネルにアップロードされたファイルはシェアポイント上に格納される

チーム用シェアポイントはチームメンバーであればファイルにアクセスできるようになっているので、ファイルを共有することが可能です。

またチャネルでアップロードされ、Sharepointに格納されたファイルは、Sharepointの管理画面からアクセス可能です。

ファイルを共同編集する場合はダウンロードNG

Teamsの会議チャットやチームチャネルにアップロードしたファイルを、他のメンバーと共同編集したい場合には、そのファイルをダウンロードしてはいけません。

Teams上のファイルをダウンロードすると、OneDriveやSharepointにあったファイルが端末ローカルに保存されます。

OneDriveやSharepoint上では、ファイルを共同編集して複数のメンバーで修正やアップデートができますが、ローカルではできません。

そのため、Teamsのファイルを参加メンバーで共同編集したい時は、Teams上でファイルを開くか、Wordやエクセルなどのアプリをそのまま開いて編集してください。

Teamsで共有したファイルを削除する方法

Teamsで共有したファイルを削除する方法についても紹介します。

Teamsで共有したファイルを削除したい場合は、ファイルではなく、該当の投稿(メッセージ部分)を右クリックし、「削除」を選択します。

これで、OneDriveやSharepointからファイルが削除されるようになります。

まとめ・終わりに

今回、Teamsのチャットやチャネルでファイルを共有する方法を紹介しました。

Teamsではファイルをドラック&ドロップや、ファイル選択で簡単にアップロードできます。

ファイルアップロードすると、チャットやチャネル参加者に共有され、アクセスが可能になります。

ただ、チャットとチャネルではファイルの保管場所がOneDriveとSharepointと異なります。

リモートワークではTeamsを使ってファイル共有して共同編集するのが便利です。

在宅勤務でも生産性を高めるために、Teamsのファイル共有を使いこなしましょう。