サーチコンソールインサイツをレビュー!Search Console Insightsはどんな機能がある?
2020 年8月17日にGoogleからSearch Console Insights(サーチコンソールインサイツ)という新しいサービスのベータ版が発表されました。
新サービスは一部対象者のみの限定公開ですが、対象に選ばれたので、サーチコンソールインサイツがどんな機能か、使ったみた感想を紹介します。
Search Console Insights(Beta版)とは
Search Console Insights(サーチコンソールインサイツ)は、グーグルが2020年8月に発表した新しいサービスです。
2020年8月20日時点では、サーチコンソールインサイツはベータ版のサービスで、まだ正式版としてリリースされていません。
グーグルによって選ばれた一部のサーチコンソールユーザーにのみ利用公開されています。
サーチコンソールとグーグルアナリティクスを統合
Search Console Insightsでは、これまでグーグルが提供していた検索最適化ツールのサーチコンソール(サチコ)とアクセス解析ツールのGoogle Analytics(GA)を統合したサービスです。
サーチコンソールでレポートされていたデータとGoogle Analyticsでレポート出力できる指標をサーチコンソールインサイツでは管理画面で横断して見ることができます。
GoogleのデータポータルでサチコとGAのデータを引っ張ってきて表示させているイメージです。
また、モバイルファーストなデザインで、スマホで見やすいようになっているのが特徴的です。
パソコンなどの端末では、他のGoogleサービスに比べて縦長になった印象を受けました。
Search Console Insightsの表示項目・指標
Search Console Insightsのページ上では、①サイトのパフォーマンスと②サイトへのアクセス経路という2つの観点で、以下の項目が表示されています。
- 新しいコンテンツ
- 最も人気のコンテンツ
- 上位のトラフィック チャネル
- Google 検索
- 他のサイトからの参照リンク
- ソーシャル メディア
ページビューの多い記事やOrganic Searchや参照などの流入元、Google検索での検索ワード、ソーシャルメディアからの流入の情報が1ページにまとめられています。
サーチコンソールインサイツは表示速度が欠点
今回、サーチコンソールインサイツを試してみて感じた感想ですが、まだまだ表示速度が遅い点です。
chromeブラウザでサーチコンソールインサイツにアクセスした後も、個々のレポートはロードしているアニメーションが出て、表・グラフが表示されるのに時間がかかります。
表示エラーになるケースも
さらに、表示に時間がかかる以上にSearch Console Insightsのレポートがエラーになることもありました。
ベータ版のサービスということで、まだまだ速度面の改善が必要と強く感じました。
まとめ・終わりに
今回、グーグルから2020年8月に発表された新サービス、Search Console Insightsを紹介しました。
これまでのサーチコンソール(サチコ)とグーグルアナリティクス(GA)を組み合わせたサービスです。
サチコとGAのそれぞれで見られる、サイト分析で重要な指標を1つのページで見ることができます。
ただ、Googleデータポータルのように、各種表やグラフが表示されるのが遅く、速度の面で課題を感じました。
まだまだサーチコンソールインサイツはベータ版のサービスなので、表示速度など今後改善が行われると考えます。
その頃に多くのユーザーに開放されると推測されるので、ぜひ対象者に選ばれたら、サーチコンソールインサイツを試してみてください。
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