チャットワークのChatwork APIトークン発行手順を解説!キー再発行方法も

日本の国産チャットツールである「チャットワーク(Chatwork)」にはAPIが用意されており、メッセージの取得や送信がAPI経由で実行可能です。

チャットワークAPIを利用するため、APIキーの発行手順に加え、トークン(APIキー)を変更する再発行の方法を解説します。

国産チャットツール「チャットワーク」

Chatwork(チャットワーク)はChatwork株式会社が提供するチャットツールです。

チャットワーク(Chatwork)は日本国産のチャットツールでフリーランスで利用ユーザーが多いサービス

チャットツールとしては、SlackやTeams、Discordなど海外産のサービスが日本でもよく使われています。

しかし、チャットワークは日本の会社が開発している数少ない国産チャットツールです。

フリーランスや個人事業主の方がチャットワークをよく活用しています。

チャットワークにはAPI連携が可能

国産チャットツールであるチャットワークには、SlackAPIなどと同様にChatworkAPIが用意されています。

チャットワーク(Chatwork)にはGASやPythonなどのプログラムで自動投稿やメッセージ取得できるChatworkAPIが用意

Chatwork上でやり取りしているメッセージをAPI経由で取得することができます。

さらに、APIを利用したプログラムからチャットワークのチャットにメッセージを投稿可能です。

チャットワークAPIを活用してメッセージを保存するツールや条件に従って自動応答や自動投稿する効率化ツールを開発できます。

Chatwork APIトークンの発行手順

チャットワークのAPIを利用するためにはAPIトークンを発行する必要があります。

チャットワークのAPI利用申請は不要で、管理画面から簡単に発行できます。

1.Chatworkのページで右上にあるアカウントアイコンをクリックし、「サービス連携」を選択します。

チャットワークのChatworkAPIのトークンは管理画面から発行可能

2.サービス連携の画面で左メニューにある「API>APIトークン」を選択します。

チャットワークAPIのサービス連携から「APIトークン」を選択

3.チャットワークのAPIトークン画面で、APIトークン(APIキー)の文字列が表示されるので、「コピー」ボタンをクリックします。

チャットワークのAPIトークン画面にAPIキーが表示されるので、コピーボタンをクリック

以上の3StepでチャットワークAPIのトークンが発行完了です。

APIトークンの文字列がクリップボードにコピーされているので、Google Apps Script(GAS)やPythonなどのプログラミングで利用すればAPIリクエストできます。

チャットワークのAPIトークンを再発行するには?

チャットワークのAPIキーは一度発行した後、再発行することもできます。

基本的にAPIキーを再発行する必要はありませんが、APIキーを誤って公開してしまった場合に、他の人もAPIキーからチャットワークの情報にアクセスできてしまいます。

そうしたチャットワークAPIキーが露呈してしまったら、再発行しなければなりません。

APIキーを再発行するにはAPIキーを発行した時と同じAPIトークン画面で「再発行」ボタンをクリックします。

チャットワーク(Chatwork)APIキーを再発行する手順

再発行で現在のAPIトークンが無効になるか聞かれますが、「はい」をクリックします。

チャットワークAPIキーを再発行すると、現在のAPIキーが無効に

「APIトークンを再発行しました」というメッセージが表示され、APIキーの文字列が変化していることが確認できます。

チャットワークのAPIキーを再発行した結果の画面

過去に発行したAPIトークンは利用できなくなり、新しいAPIトークンのみ利用できるようになります。

APIを利用する際は利用規約を要確認

チャットワークの「Chatwork API」には利用規約が設けられています。

チャットワーク(Chatwork)のAPIを利用する際はAPI利用規約を確認して利用範囲が規約違反してないか確認するよう注意

利用規約にはAPIに関する利用可能は範囲やルールが規定されています。

開発しようとしているプログラムがチャットワークAPIの利用規約の禁止事項に抵触していないか確認しましょう。

まとめ・終わりに

今回、国産チャットツール「チャットワーク」のChatwork APIの利用手順、APIキー発行方法を紹介しました。

チャットワークAPIを活用すれば、チャットワークでのチャットメッセージを取得したり、グループチャットにプログラムで自動投稿できます。

Google Apps Script(GAS)やPythonなどでチャットワークAPIを使った効率化ツールが多く開発されています。

チャットワークAPIは利用申請等は不要で、管理画面から簡単にAPIキーを発行可能です。

チャットワークを利用していて、便利ツールやメッセージ保存ツールを開発したい場合にAPIキーを発行してみてください。