sikulixで日付・時間を取得する方法~昨日・明日、先週・来週の表現の仕方を解説

sikulixで日付などの時間情報を取得する方法を紹介したいと思います。

今日の日付を取得するために必要なコードから、昨日や明日、先週・来週といった過去や未来の日付の表現方法を解説していきます。

※sikulixのJythonコードでの実装方法です。

日付情報はライブラリーを利用

sikulixの通常のコマンドでは日付情報を取得することは難しいです。

しかし、色々なコマンドを追加できるライブラリーを利用することで、日付情報も取得できます。

日付情報を取得するためのライブラリーに「datetime」があります。

今日の日付をdatetimeから取得

日付情報を扱うライブラリー「datetime」から今日の日付を取得してみます。

まず、ライブラリーをインポートする必要があるため、以下の記述を行います。

import datetime

これで「datetime」のコマンドが利用できるようになります。

datetimeコマンドで今日の日付を取得するコードは以下のように記述します。

#今日の日付情報を取得する
today = datetime.datetime.today()

sikulixでdatetimeのライブラリを利用して、今日の日付情報を取得する

この自動プログラムを実行して、メモ帳に日付情報を貼り付けると、今日の実行した時間の情報が入力されます。

昨日、明日など過去・未来日付を取得する方法

日付を取得して処理を行う際には、色々な過去日付や未来日付を取得する必要が出てきます。

  • 昨日
  • 先週
  • 先月
  • ○日前
  • 明日
  • 来週
  • 来月
  • ○日後

こうした過去・未来の日付を取得するコードも、今日の日付を取得するコードを応用することで実現が可能です。

現時点(今日)から1日減らせば、昨日になります。

逆に、今日から1日増やせば、明日になります。

このような捉え方で基準となる現在から日付を加算・減算することで過去・未来の日付を取得できます。

よくある過去・未来日付の情報を取得するコードは以下の記述の通りです。

#昨日の日付情報を取得する
yesterday = datetime.date.today() - datetime.timedelta(1)

#7日前の日付情報を取得する
sevenDaysAgo = datetime.date.today() - datetime.timedelta(7)

#明日の日付情報を取得する
tomorrow = datetime.date.today() + datetime.timedelta(1)

#7日後の日付情報を取得する
sevenDaysLater = datetime.date.today() + datetime.timedelta(7)

sikulixで昨日、7日前、明日、7日後の日付情報をコードで記述する

このコードを使うことで、昨日のデータにアクセスするといった処理が可能になります。

主にレポート取得の際に過去日を入力するといったケースや、ファイル名を過去の日を入力したいといった場合に重宝します。

まとめ・終わりに

今回、sikulixで日付や時間を取得するコードの記述を解説しました。

sikulixの通常コマンドには日付に関するものはありません。

datetimeというライブラリーをインポートすることで日付を扱うことができます。

特にレポート取得・作成で過去日を参照する機会は多いと思います。

そうした場合に、過去日を参照する手法が必要になってきますので、ぜひご活用ください。