【2023年版】OpenAIのAPIキー発行手順!ChatGPT風の文章生成やDALL-Eの画像生成AI利用

2023年1月7日

2022年11月にOpenAIが発表した文章生成AI「ChatGPT」は大きな反響を集めました。

現在ChatGPTはサービスページからのみ利用できませんが、ChatGPTのような文章生成AIを活用したサービスを作りたい場合、OpenAIのAPIがあります。

今回、GPT-3を活用した文章生成や画像生成ができるOpenAIサービスのAPIキーを発行する手順を解説します。

2022年11月登場のChatGPTが話題

2022年11月にOpenAIが発表したChatGPTが話題を呼びました。

2022年11月に発表されて大きな反響を生んだOpenAIの文章生成Aiサービス「ChatGPT」

GPT-3の自然言語処理を発展させたChatGPTは、その応答精度や正確性の高さから色々な界隈でAI進歩に驚きの声が上がりました。

プログラミングの分野ではChatGPTに実装方法を質問すると、コードを生成してくれます。

さらに、ChatGPTに物語のプロットを考えてもらったり、小説を書いてもらうこともできます。

これまでの文章生成AIに比べ、OpenAIが開発したChatGPTは格段に精度が高いです。

ChatGPT活用で新しいサービスも

そうしたChatGPTを活用した新しいサービスを考える人が出てきています。

例えば、ChatGPTにSEOを考慮した記事を作成してもらうサービスや、企画書の壁打ちから企画書まで生成するといったサービスです。

ChatGPTはこれまでにない可能性を秘めており、ビジネスに活用される日も近いと考えられます。

ChatGPTにはAPIが用意されていない

ただ、2023年1月時点でChatGPTにはAPIが用意されていません。

※Qiitaなどで「ChatGPTのAPI」という記述がありますが、正しくありません(それらのAPIについては後述)

そのため、現在ではChatGPTを組み入れるアプリやサービスを作るのは難しい状態です。

OpenAIはGPT-3を使ったAIサービスのAPIが提供

ChatGPTのAPIサービスはありませんが、ChatGPTの開発元であるOpenAIがAPIサービスを提供しています。

OpenAIではGPT-3を活用した様々なAIサービスを提供しており、その内の1つが文章生成AI(Text Completion)です。

OpenAIの文章生成AIはChatGPTと同じtext-davinci-003というGPT3.5系文章生成モデルで開発されています。

ChatGPTと同じではないものの、近い文章生成AIとして利用可能です。

そのため、ChatGPTを活用したサービスの代替として、OpenAIのサービスをAPIから利用してサービスに組み込むことができます。

さらに、OpenAIのAPIを使えば、画像生成AIもプログラミング経由で実装もできます。

OpenAIのAPIキーの発行手順

そこで、OpenAIのChatGPTライクな文書生成AIや画像生成AIをAPI経由で利用するため、APIキーの発行手順を解説します。

Open AIのAPIキーを発行にあたっては、①メールアドレス、②携帯電話番号の2つが必要です。

1.OpenAIのAPIページにアクセスし、「GET STARTED」ボタンをクリックします(SIGN UPでも可)。

Open AIが開発したChatGPTライクな文章生成AIをAPI経由で利用するための利用登録とAPI経由キー発行手順

2.Open AIのアカウント登録画面でメールアドレスを入力し、ロボットでない認証を行い、「Continue」ボタンをクリックします。

Open AIのAPIを利用するため、会員登録を行うため、メールアドレスを入力してreCAPTCHAを認証

3.パスワード入力を求められるので入力して、「Continue」ボタンをクリックしてOpen AIの会員登録を行います。

Open AIのAPIを利用するため、会員登録に必要なパスワードを入力して「Submit】ボタンをクリック

4.入力したメールアドレスでOpen AIからの受信メールを確認し、「Verify email address」ボタンをクリックします。

Open AIのAPIを利用するために必要な会員登録で、メールアドレス認証を実施

5.「Tell us about you」と表示されるので、名と姓を入力し、「Continue」ボタンをクリックします。

Open AIのAPIを利用するための会員登録で名字と名前を入力

6.ここでSMS認証を行うため、国の設定を日本にして携帯電話番号を入力し、「Send code」ボタンをクリックします。

Open AIの会員登録にあたり、SMS認証が求められるので、電話番号によるショートメッセージが受信可能な携帯電話番号を入力

7.入力した携帯電話にショートメッセージが届くので、メッセージに書かれた番号を入力して、SMS認証を行います。

Open AIでは本人確認のためのSMS認証が会員登録で必須

8.OpenAIの利用方法について質問に対し、個人利用として「I’m exploring personal use」を選択します。

Open AIの利用方法についての質問があるので、個人利用であれば「I'm expioring personal use」を選択

以上でOpenAIの会員登録までは完了です。

OpenAIの会員登録後にログインすると、APIキーの発行ができるようになります。

1.OpenAIページの右上にアカウントアイコンが表示されるので、クリックして「View API keys」を選択します。

OpenAIでAPIキーを発行するため、アカウントメニューから「View API keys」を選択

2.「API keys」のページに遷移するので、「+ Create new sercret key」ボタンをクリックします。

OpenAIの「API keys」のページに遷移するので、「+ Create new sercret key」ボタンをクリック

3.APIキーが生成されるので、赤枠のコピーアイコンをクリックし、OpenAIのAPIキーを取得します。

OpenAIのAPIキーが表示されるので、コピーアイコンでAPIキーをコピー

以上でOpenAIのAPIキーを発行する手順が完了です。

発行したAPIキーを使い、ドキュメントに従ってAPIリクエストすれば、OpenAIのサービスがAPI経由で利用できます。

※取得したAPIキーは漏洩すると、他人が利用できるようになるため、厳重に保管しておきましょう。

ChatGPTライクな文章生成やDALL-Eのような画像生成も

上記で発行したOpenAIのAPIキーをPythonやGoogle Apps Script(GAS)のコードで使用すれば、ChatGPTライクな文章生成AIやDALL-Eのような画像生成AIがプログラミングでAPIを経由して使えるようになります。

OpenAIのサービスとしては現時点で以下の5つがAPIで利用可能です。

  1. Text Completion(文章生成)
  2. Code Completion(コード生成)
  3. Image Generation(画像生成)
  4. Fine-tuning(モデル学習)
  5. Embedding(数字変換)

モデル構築が済んだ高性能なAIをAPIで手軽に扱えるので、色々な使用用途が考えられます。

※OpenAIのAPIは無料ではなく料金がかかりますが、会員登録時に18ドル分クレジット(有効期限3ヶ月)が付与されるので、お試し程度は無料です。

まとめ・終わりに

今回、OpenAIが提供するAIサービスをAPIで利用するためのAPIキー発行方法を紹介しました。

OpenAIがChatGPTを発表して大きな話題になりましたが、現時点でChatGPTのAPIで利用することはできません。

ただ、同じGPT3.5系のモデルを使った文章生成AIがOpenAIのAPI経由でリクエストすることができます。

メールアドレスと携帯電話番号さえあれば、OpenAIに会員登録して、APIキーを発行して利用できます。

これまでよりも文章生成AIは進歩し、自然な応答を返すことができ、色々な用途で利用の可能性が見込まれます。

ぜひOpenAIのAPIを活用して、アプリやサービスにChatGPTのような文章生成AIを組み込んでみましょう。