sikulix1.1.4をsikulix2.0にバージョンアップする方法を解説
sikulix1.1.4を2020年2月時点で最新のsikulix2.0.2にアップデートする手順を紹介します。
古いバージョンから新しいsikulixにバージョンアップする方法を解説していきます。
2020年1月にsikulix2.0.2がリリース
sikulixは2020年1月30日に最新のsikulix2.0.2がリリースされました。
2019年9月時点では、sikulix1.1.4が最新でしたが、バージョン番号としてはメジャーアップデートされています。
ただ、sikulix1.1.4と比較して、新しい機能はほとんどリリースされていませんが、細かな部分が更新されている模様です。
sikulix1.1.4からsikulix2.0.2に更新する手順
今回、多くの利用があったsikulix1.1.4からsikulix2.0.2にバージョンアップする手順を解説します。
1. sikulix2.0.2をダウンロード
sikulixのダウンロードページから、sikulix2.0.2をダウンロードします。
Chromeブラウザの場合、ダウンロード時に下図のような警告メッセージが表示されますが、「保存」ボタン押します。
2. 旧バージョンのsikulix1.1.4を削除
元々利用しているsikulix1.1.4のjarファイル「sikulix.jar」を削除します。
※本環境の場合は「C:¥sikuli」に配置していた「sikulix.jar」を削除
3. ダウンロードしたsikulix2.0.2を配置
2で削除したsikulix1.1.4の「sikulix.jar」が配置されていたフォルダに、sikulix2.0.2の「sikulix-2.0.2.jar」を配置します。
以上の3ステップでsikulix2.0へのバージョンアップは完了です。
sikulix2.0.2を起動する
「sikulix-2.0.2.jar」をダブルクリックすると、バージョンアップしたsikulix2.0.2が起動することが確認できます。
ウィンドウの上部や下部にあるフッター部分に「2.0.2」のバージョンが表示され、アップデートに成功していることが分かります。
バッチファイル実行している場合の注意点
なお、sikulix1.1.4からsikulix2.0.2にバージョンアップした際に注意すべきポイントがバッチファイル実行です。
タスクスケジューラを使ってバッチファイルでsikulixを定期的に実行している方も多いと思います。
実はバッチファイルに指定されているファイル名がアップデートで変更されています。
(元)call java -jar C:\sikuli\sikulix.jar -r C:\Users\******\Documents\sikuliProject.sikuli\test20191111.sikuli
(新)call java -jar C:\sikuli\sikulix-2.0.2.jar -r C:\Users\******\Documents\sikuliProject.sikuli\test20191111.sikuli
そのため、バッチファイルを修正するか、アップデートしたsikulix2.0.2のファイル名を「sikulix.jar」に変更する必要があります。
バッチファイル実行が多数行っている場合には、後者のファイル名を変更する方法がオススメです。
アップデートできない場合の対処法
sikulix2.0にアップデートに失敗した場合には、古いバージョンのsikulixをアンインストールします。
旧sikulixをアンインストール後に、通常のインストール手順に従ってsikulix2.0をインストールすることで、アップデートすることができます。
まとめ・終わりに
今回、sikulixを最新版のsikulix2.0.2にアップデートする方法を解説しました。
古いsikulix1.1.4の「sikulix.jar」をsikulix2.0.2の「sikulix-2.0.2.jar」に置き換えることでバージョンアップが可能です。
バージョンアップした場合には、バッチファイル実行への対応が必要になります。
この手順を参考にsikulix2.0.2にバージョンアップしてみてください。
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