Googleチャットのリアクション使い方解説~絵文字(スタンプ)は追加は可能?

2021年5月20日

Googleチャットには、送信されたメッセージに対して、絵文字(スタンプ)で反応を示すリアクション機能があります。

返信メッセージを打たずに、メッセージに対して反応ができ、既読であることや称賛を伝えられます。

Googleチャットのリアクション機能の使い方や、利用できるスタンプは追加可能か、解説します。

Googleチャットのリアクション機能

テキストチャットツールでは、色々なメンバーと様々なメッセージがやり取りされます。

メッセージの中には返信が必要なものだけでなく、情報共有のために送られるものもあります。

そうしたメッセージに対しても返信していると、返信内容を考えるのに時間が取られてしまいます。

そんなときに便利な機能がGoogleチャットに用意されているリアクション機能です。

リアクション機能は、チャットツールで有名なSlackで言うところの「スタンプ」です。

チャットツールのSlackにはスタンプ機能によるコミュニケーションが活発

Googleチャットのリアクションでは、1000個近い数の様々な絵文字が用意されていて、それらを使ってメッセージに反応することができます。

テキストメッセージのやり取りは感情が読み取りづらいので、リアクションで感情表現してオンラインのコミュニケーションを円滑にする効果があります。

Googleチャットでのリアクションの使い方

Googleチャットのリアクション機能の使い方を解説します。

1.リアクションしたいメッセージにマウスカーソルを合わせます。

Googleチャットで絵文字(スタンプ)によるメッセージへのリアクション方法

2.メッセージの右上にいくつかアイコンが表示されるので、「リアクション追加」の顔型アイコンをクリックします。

Googleチャットのリアクション追加で、絵文字(スタンプ)を選んでクリック

3.リアクションで利用可能な絵文字が表示されるので、反応に適したものを選択・クリックします。

以上の3StepでGoogleチャットのメッセージに対するリアクションが実行できます。

Googleチャットで相手のメッセージにリアクションを追加した結果

返信する必要まではないメッセージに対し、送信した相手に反応を伝えることができるのがリアクション機能のメリットです。

グループチャットやチャットルームで既読を示すためにも利用

Googleチャットのリアクション機能の使いどころとして、グループチャットやチャットルームでの既読を通知することです。

Googleチャットには個人チャットでは既読機能があり、相手がメッセージを読んだか確認できます。

Googleチャットで既読の確認方法~個人チャットとグループ・チャットルームの既読機能

しかし、グループチャットやチャットルームには既読機能がないため、メッセージを誰が読んだかというのは分かりません。

組織や会社のメンバーでやり取りが行われるグループチャットやチャットルームでこそ、メッセージが読まれたか知りたいものです。

Googleチャットのグループチャット・チャットルームには既読機能がないため、きちんとメッセージを読んだことを伝えるためにリアクション機能を活用します。

Googleチャットのリアクション機能を使うことで既読機能がないグループチャットやチャットルームで既読を知らせることが可能

チェックマーク(☑)などの絵文字でリアクションすることでメッセージの既読を伝え、送信した相手にメッセージが届いたことを安心させることが大切です。

リアクションを取り消す方法

一度メッセージに行ったリアクションは、あとから取り消すこともできます。

リアクションすると、そのメッセージにリアクションが表示されているので、自分が行ったリアクションの絵文字をクリックすると、削除することができます。

他の人も同じ絵文字でリアクションしている場合は、絵文字はそのままで表示されている数字がカウントダウンします。

Googleチャットのリアクションは複数押せる?

Googleチャットのリアクションでは、複数の絵文字(スタンプ)を押すことはできます。

何かよい出来事があったり、成果につながった場合には、たくさんの絵文字でリアクションすると、テキストのやり取りでも盛り上がります。

Googleチャットでは絵文字(スタンプ)を複数リアクションが可能

ただし、同じ種類のリアクションは複数回押すことはできず、1種類1回となっています。

人の絵文字では肌の色を選択可能

Googleチャットのリアクション機能で利用できる絵文字の特徴として、肌の色を選択できる点が挙げられます。

Googleチャットのリアクションには、人型の絵文字が多数用意されています。

それらの人型の絵文字の肌の色を自分で選択することができるようになっています。

肌の色は世界の人種に合わせ、6種類から選択できます。

Googleチャットでは絵文字(スタンプ)の人間の肌の色を指定可能

肌の色を設定すると、リアクション機能で表示される人型の絵文字の肌の色が指定した色に変化します。

Googleチャットの絵文字(スタンプ)で肌色を変更すると、絵文字の人間の肌色も変化

肌の色を変更しても、それまでにリアクションした絵文字については肌の色が変化することはありません。

Googleチャットは絵文字(スタンプ)は追加可能?

同じチャットツールのSlackでは、ユーザー独自のスタンプを追加することが可能です。

自分たちで使いたい画像を用意し、Slackワークスペース上にアップロードすれば、デフォルト以外のスタンプが利用できるようになります。

Googleチャットでもスタンプに相当する絵文字は追加できるのでしょうか?

残念ながら、Googleチャットでは、絵文字を追加することはできません。

リアクション機能から絵文字を選択する際に「+マーク」がありますが、これは絵文字としての+マークです。

Googleチャットの絵文字(スタンプ)にプラスマークがあるが、これはスタンプとしての+

そのため、Googleチャットではあらかじめ用意された絵文字(スタンプ)のみでリアクションを行う仕様となっています。

Slackのスタンプのように追加はできないという点を覚えておきましょう。

まとめ・終わりに

今回、Googleチャットのリアクション機能の使い方について紹介しました。

チャットツールでのテキストコミュニケーションでは、返信するまででもないメッセージのやり取りも出てきます。

また返信することが義務になってしまうと、チャットのやり取りが負担になりがちです。

そこで、リアクション機能を使えば、メッセージの既読を示したり、メッセージに対する反応を表すことができます。

さらにいろいろな絵文字を使って表現豊かにすることで、感情が伝わりにくいチャットのコミュニケーションを円滑にすすめることができます。

Googleチャットのリアクション機能を活用し、テキストチャットのコミュニケーション負担を減らしつつ、活発なコミュニケーションを実現しましょう。