無料版Google Meetの時間制限は?ZoomやTeamsと比較して最長の会議時間
ビデオ会議ツール「Zoom」の場合、無料版では3人以上のビデオ会議だと時間制限が設けられています(2022年5月2日より2人のビデオ会議でも40分の時間制限に)。
グーグルのビデオ会議ツール「Google Meet」の無料版は時間制限があるのでしょうか?
無料版Meetの会議時間についてまとめてみました。
※(2022年5月3日追記)Zoomのアップデートで1対1のミーティングでも時間無制限が40分の制限になったため、記事を追記しました。
グーグルのビデオ会議ツール「Google Meet」
Google Meetはグーグルが提供するビデオ会議ツールです。
ビデオ会議ツールとしては、最も知名度高いZoomと、マイクロソフトのTeams、そしてGoogleのMeetが3大ビデオ会議ツールと言われています。
他のZoomやTeamsはパソコンでは、デスクトップアプリの利用が推奨されていますが、MeetはChromeブラウザでの利用が想定されているのが特徴です。
Google Meetは無料のGoogleアカウントでも使用可能なものと、有料のGoogle Workspace用の2種類があります。
無料版Meetは有料版Google Workspaceにある機能の一部を制限した形です。
無料版のGoogle Meetに時間制限はある?
無料版のGoogle Meetで気になるポイントは会議時間に制限はどれぐらいかという点です。
Google Meetの無料版は新型コロナウイルス流行を受け、2021年6月28日までは会議時間は24時間まで可能です。
Meet会議の24時間は有料版と同様で、実質ほぼ無制限で会議ができるという状態になっています。
ただ、あくまで2021年6月末までの暫定措置となっておます。
暫定措置期間が終了した2021年7月以降は参加者が3人以上のMeet会議1回では1時間という制限が設けられています。
ZoomやTeamsの無料版の時間制限と比較(追記)
ビデオ会議ツールで有名なZoomの場合、1回の会議は40分という制限が設けられています。
※かつてはZoomも1対1は無制限でしたが、2022年5月に無料プランの改定により、2人のビデオ会議も1回40分になりました。
そのため、30分枠の会議しか設定することができず、1時間程度の会議の場合、Zoomだと最後まで会議ができません。
それに対し、Google Meetの無料版はZoomよりも20分長い1時間の会議が可能となります。
この20分の差は大きく、Meet会議なら1時間枠の会議も可能となるのが大きなメリットです。
なお、マイクロソフトのTeamsの無料版もGoogle Meet同様に1時間という時間制限になっています。
Meet、Zoom、Teamsの3大ビデオ会議ツールの無料版の会議時間の制限をまとめると以下のようになります。
1対1(2人)でのビデオ会議の時間制限
Meet | 24時間 |
Zoom | 40分 |
Teams | 1時間 |
2人で行うビデオ会議の場合、Google Meetが最も利用時間が長く、実質無制限で利用することができます。
2022年5月にZoomが無料プランの時間制限を変更したことで、ZoomはTeamsよりも会議時間が短くなりました。
3~100人でのビデオ会議の時間制限
Meet | 1時間 |
Zoom | 40分 |
Teams | 1時間 |
3人以上の複数人でのビデオ会議では、Google Meetは会議時間は1時間になります。
ZoomやTeamsは1対1の場合と変わらず、それぞれ40分、1時間です。
会議時間の制限から見た場合でも、Google Meetは1対1の場合、そして100人までの複数人の会議でも最も長時間のビデオ会議を行うことができます。
そのため、会議時間という観点から、無料版のビデオ会議ツールを利用する場合は、Google Meetがオススメです。
まとめ・終わりに
今回、ビデオ会議ツールのGoogle Meet無料版での会議時間の制限について紹介しました。
Google Meetの無料版の会議時間は1時間と設定されており、1時間経過すると終了してしまいます。
2021年6月28日までは暫定措置が設けられおり、24時間まで利用可能と実質時間制限がない状態でしたが、現在は暫定措置も終了してしまいました。
他の有名なビデオ会議ツールと比較すると、無料版Zoomの40分よりも20分長く、無料版Teamsは同じ1時間でした。
無料版Google Meetでも1時間の会議が可能なので、30分~1時間の会議に対応できます。
さらに、1対1の会議であれば、Google Meetは唯一24時間と実質無制限での会議が可能です。
そのため、無料版でできるだけ長くビデオ会議をしたい場合にはGoogle Meetがオススメとして挙げられます。
会議時間が2時間など、1時間を超えるものが多い場合は有料のGoogle Workspace版のMeet導入を検討しましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません