PythonのDjangoの入門書7冊まとめ〜Django入門本オススメ紹介

PythonのフルスタックWebフレームワークのDjangoを学ぶことができる入門書をまとめてみました。

Django入門書籍の中から、初心者にも分かりやすい入門本を紹介します。

PythonはAIや機械学習以外にウェブアプリも

今AIや機械学習に適したプログラミング言語として、Pythonの人気が高まっています。

Pythonはプログラミング言語の中でも、わかりやすい構造になっており、プログラミング初学者にもオススメの言語です。

いろいろなライブラリが充実しているのも特徴で、前述したAIや機械学習のライブラリが豊富で簡単に機械学習に取り組むことができます。

ただ、PythonはAIや機械学習以外にもWebアプリケーションを作成できます。

Pythonでウェブアプリケーションを作成するには、ウェブアプリケーション用のフレームワークをインストールします。

PythonのWebフレームワークで最も有名なものがDjangoです。

DjangoとはPythonのWebフレームワーク

Djangoは、Pythonで開発されたWebフレームワークです。

2005年にオープンソースのBSDライセンスとして公開されました。

ウェブフレームワークでお馴染みMVC(モデル・ビュー・コントローラー)モデルに緩やかに従う構成となっています。

Djangoを使えば、PythonをAIや機械学習で利用するだけでなく、Webアプリケーション開発にも利用できます。

フルスタックWebフレームワークはDjangoのみ

Pythonで利用できるWebフレームワークには、Django以外にもflaskやbottleがあります。

FlaskやBottleは軽量なフレームワークで簡単にウェブアプリケーションを作ることができる反面、機能は制限されています。

そんな中、PythonのWebフレームワークとして、Djangoは唯一のフルスタックフレームワークです。

会員機能などの認証機能まで必要な機能が揃っているため、自分で追加開発しなくて済みます。

会員登録においてはソーシャルログイン機能もデフォルトで用意されており、会員登録の複雑なフローをDjangoのフレームワークで処理してくれます。

そうした点で、Djangoを用いることでWebアプリケーションを効率よく開発することが可能です。

PythonのDjango入門書全7種類まとめ

2021年8月時点で、PythonのDjango入門本は、紙で出版されている書籍として全部で7種類あります。

  1. Djangoビギナーズブック(2019年12月1日)
  2. 動かして学ぶ!Python Django開発入門(2019年12月13日)
  3. Python Django3超入門(2020年6月13日)
  4. Djangoのツボとコツがゼッタイにわかる本(2020年10月1日)
  5. プロフェッショナルWebプログラミング Django(2021年3月18日)
  6. Django Webアプリ開発実装ハンドブック(2021年6月17日)
  7. 実践Django Pythonによる本格Webアプリケーション開発(2021年7月19日)

※出版された順。Kindle版の電子書籍のみ発行されているものは含んでいません。

Python用フルスタックWebフレームワーク「Django」の入門書籍の歴史はかなり新しく、Djangoをテーマに扱った書籍は2019年に初めて登場します。

しかし、Pythonの人気が高まるとともに、毎年Djangoの入門書籍が出版され、2021年は9月1日時点で3冊が発売されています。

そこで、2019年から2021年に発売された、Django入門書の解説と使用した書籍についてはレビューも行いたいと思います。

Djangoビギナーズブック(2019年12月1日)

Djangoビギナーズブックは、Django入門書で最初に紙の書籍で出版されました。


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私も紙の書籍はこのDjangoビギナーズブックをベースに学習しています。

最も古いDjango入門書「Djangoビギナーズブック」の表紙

Djangoを学び始めたのは2020年だったため、他にも書籍はありましたが、この入門書の説明が最も理解できました。

DjangoビギナーズブックはDjangoのフレームワークとしての構成から、Djangoを使ったサンプルコードまで丁寧に解説されており、とても分かりやすい入門書です。

※残念ながら、電子書籍に対応しておらず、Kindle版がありません。

動かして学ぶ!Python Django開発入門(2019年12月13日)

2つ目のDjango入門書は、翔泳社から出版された「動かして学ぶ!Python Django開発入門」です。


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1つ目のDjangoビギナーズブックの少しあとに発売されました。

翔泳社の人気シリーズである「動かして学ぶ○○入門」で選ばれたDjango入門書だけあって、人気の高い一冊です。

翔泳社の書籍は定期的にKindle版の半額キャンペーンが行われるので、そこで私も購入しました。

日記アプリを開発するというテーマで、Webページの作成から、ログイン機能までDjangoの機能を一通り学べます。

Django入門書にありがちな、誤植も少なく、初学者でもつまづきにくいです。

さらに、作成したDjangoのコードのテストや、AWSへのデプロイ方法にも言及しており、Djangoを使ってWebアプリケーションを公開するところまで学ぶのにオススメです。

Python Django3超入門(2020年6月13日)

3つ目のDjango入門書は掌田 津耶乃氏が執筆された「Python Django3超入門」です。


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掌田 津耶乃氏は、プログラミングの入門書を量産出版されている方で、Python以外にもGoogle Apps ScriptやPHPなど色々な言語を扱っています。

ただし、このPython Django3超入門は掌田氏の文章が独特で、一般的な入門書と異なるため読みづらいです。

さらに、HTTPリクエスト・レスポンスの記述についても誤っているため、読者側できちんと理解する必要があります。

Python Django3超入門のHTTPリクエスト・レスポンスの説明がおかしい

※本来、リクエストはクライアント→サーバー、レスポンスはサーバー→クライアント

他の書籍でも誤りが多数あるため、誤って理解する恐れもあります。

正直、Djangoというプログラミング初心者にはハードルが高いウェブフレームワークを学ぶ入門書としてはオススメできません。

Djangoのツボとコツがゼッタイにわかる本(2020年7月30日)

次は秀和システムの人気シリーズ「○○のツボとコツがゼッタイにわかる本」のDjangoバージョンです。


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「Djangoのツボとコツがゼッタイにわかる本」は、元々オンラインの学習プラットフォーム「Udemy」に公開されたDjangoのコンテンツがベースとなっています。

説明やたとえが分かりやすいと、Django初学者からも好評の内容です。

Djangoのツボとコツがゼッタイにわかる本の表紙

ただ、書籍の内容や特にサンプルコードに誤植が多くあり、サンプルコード通りに入力しても、うまく動かないケースがあります。

そのため、サンプルコードと差分をしっかりチェックし、差異がない場合は誤植を疑い、コード修正が必要です。

Djangoのツボとコツがゼッタイにわかる本には、Python Anywhereの使い方も解説

Djangoのツボとコツがゼッタイにわかる本のよいポイントとして、無料でDjangoを公開できる「PythonAnywhere」の使用方法がある点です。

Djangoでウェブアプリケーションを公開するために、AWSを利用すると利用料もかかりますが、PythonAnywhereは無料で利用できます。

Djangoで費用をかけずに一度ウェブアプリケーションを作成したい人にオススメです。

プロフェッショナルWebプログラミング Django(2021年3月18日)

「プロフェッショナルWebプログラミング Django」は、2021年に発売された入門書です。


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私も本書は読んだことがありませんが、Amazonなどでのレビューは低評価になっています。

主にサンプルコードの解説がない、見づらい、コードにバグがあるといった声です。

1人のレビューだけでなく、数名のレビュアーから同様の内容が書かれているため、そうした分かりづらい点があるようです。

そのため、あまりDjango初心者にはオススメできません。

Django Webアプリ開発実装ハンドブック(2021年6月17日)

2021年6月に発売された「Django Webアプリ開発実装ハンドブック」は、Pythonのデータ分析やAI・機械学習の書籍を多く出版しているチームカルボが執筆しています。


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ただ、Django入門書というものの、やはり誤植やバグが多数報告されており、初心者が取り組むと落とし穴にハマってしまう恐れがあります。

実践Django Pythonによる本格Webアプリケーション開発(2021年7月19日)

7冊目は2021年7月に発売された「実践Django Pythonによる本格Webアプリケーション開発」です。


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サイバーエージェントでAIや機械学習を研究されている芝田 将氏が執筆されました。

こちらは、2021年9月時点で最新のDjango入門本です。

そのため、Djangoのバージョンも3.2と新しいものになっています。

基本的にプログラミング言語の入門書は、最新のものを選ぶと、バージョンの違いによるエラーも起きにくいので、オススメです。

ただ、本書も誤植が非常に多く、出版社の書籍ページで30以上の誤植が掲載されているため、しっかり誤植内容を確認する必要があります。

Django初心者にオススメの入門本は?

私が今までDjangoを学んできた中でオススメしたいのは、最初に出版された「Djangoビギナーズブック」です。


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2019年12月の出版のため、Djangoのバージョンは最新のバージョンに比べ、古くなっています。

しかし、Djangoの仕組みやサンプルコードに関して、非常に丁寧に解説してくれています。

他のDjango入門本も同時並行で読み進めていましたが、Djangoがどのような動きをするのか、サンプルコードの1行ずつの説明は一番わかりやすかったです。

Django入門書「Djangoビギナーズブック」は章立ても1項目ごとにステップアップ方式でわかりやすい

Djangoビギナーズブックの章立ては、Djangoでアプリケーション開発で必要な要素をステップアップで学べます。

私がDjango入門書5冊学んだ中では最もオススメの一冊でした。

もう1つのDjango入門書でおすすめしたいのは、「実践Django Pythonによる本格Webアプリケーション開発」です。


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この実践Djangoは私もまだ入手していませんが、2021年9月1日時点で最も新しいDjango入門書です。

Django3.2の新しいバージョンのものでDjangoを学習することができます。

プログラミング入門書で学ぶ上で大切なのは、できるだけ最新の入門本を選ぶことです。

出版されてから時間経過したものは、バージョンが古くなっており、新しいバージョンではうまく動かないこともあります。

そのため、現時点で最新のDjangoのバージョンで書かれた「実践Django Pythonによる本格Webアプリケーション開発」がオススメです。

まとめ・終わりに

今回、PythonのフルスタックWebフレームワークのDjangoの入門書で出版されている7冊のまとめを紹介しました。

Djangoを利用することで、Pythonでウェブアプリケーションが開発できます。

Djangoの入門本は2019年に日本語の紙媒体で出版され、まだ入門書が少ない状態です。

その中から、オススメのDjango入門書として「Djangoビギナーズブック」と「実践Django Pythonによる本格Webアプリケーション開発」を挙げました。

特にDjangoビギナーズブックは、私が学んだDjango入門書の中で最もわかりやすかった一冊で、誤植等も少ないためオススメです。

今プログラミング言語の中でシェアが急増しているPythonで、Djangoを使ったウェブアプリケーション開発を学びたい場合に入門書でしっかり勉強しましょう。

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