Teamsのビデオ会議でマイク/スピーカーを切り替え・設定変更する方法
マイクロソフトのTeamsによるビデオ会議やテレビ会議において、スピーカーとマイクは環境によって切り替える必要があります。
端末内臓スピーカーからイヤホン、通常マイクからワイヤレスマイクといったケースです。
そこで、Teamsのビデオ会議でマイク/スピーカーの設定方法と変更手順を紹介します。
ビデオ会議はTPOでマイク・スピーカーを変更
ビデオ会議はいる場所の環境に応じて、マイク+スピーカーデバイスを適切に選択する必要がでてきます。
ノートパソコンの場合は通常標準で備わっているマイクとスピーカーを使用してビデオ会議を行います。
自宅ならそれで問題ありませんが、コワーキングスペースなどでは他の利用者もビデオ会議していたりして、音が漏れてしまいます。
社内会議の中には社外秘や機密情報についても扱うケースが多いです。
そんな時にはスピーカーをイヤホンにして、他の会議参加者の発言を聞こえないようにする必要があります。
また、自宅でもちょっとした移動ができるようにワイヤレスのマイク・イヤホンを使うと、非常に便利です。
このように、ビデオ会議・テレビ会議を行う際には、マイクとスピーカーを適切に設定する必要があります。
Teams会議開始時のマイク・スピーカー設定手順
Teamsのテレビ会議・ビデオ会議を始める際に、マイクとスピーカーの設定を行う手順について解説します。
ビデオ会議の参加場所にTeamsアプリでアクセスすると、参加時にマイク/スピーカー設定が選択できるようになっています。
このタイミングで設定を行うことで、会議前に適切な会議環境をセットアップ可能です。
設定アイコンのところ、画像の「カスタム セットアップ」にマウスをホバーすると、現状のマイクとスピーカー設定を確認できます。
そのまま、設定アイコン部分を左クリックすると、マイク/スピーカーの設定画面が表示されます。
Teamsビデオ会議のスピーカー切り替え方法
スピーカーを切り替える場合には、マイク/スピーカー設定画面で、「スピーカー」部分のプルダウンをクリックします。
すると、端末上でスピーカーとして認識されているデバイス一覧が表示されるので、音を流したいスピーカーを選択します。
Teamsビデオ会議のマイク切り替え方法
マイクの切り替えもスピーカーと同様に行うことができます。
「マイク」部分のプルダウンをクリックすると、デバイスリストが表示されるので、切り替えたいデバイスを選択します。
オーディオデバイスとして設定も可能
Teamsビデオ会議のマイク・スピーカーの設定方法について、個別に切り替える方法を紹介しました。
実はオーディオデバイスとして、マイクとスピーカーを合わせて変更することもできます。
オーディオデバイスは「カスタムセットアップ」となっているケースが多いですが、ワイヤレスイヤホン+マイクなどのデバイスを接続している場合、「G03 Hands-Free」といったマイク+スピーカーのデバイスとしても設定することができます。
こちらの手順のほうが、個別に設定するよりもクリックする回数を減らせるので、ワイヤレスマイク+イヤホンを使用する場合にはオススメです。
このように会議に参加する前から、マイク・スピーカーを切り替えておくことで、適切な環境を事前セットアップすることができます。
ビデオ会議開始後にマイク・スピーカー設定を変更
なお、Teamsのビデオ会議が始まってしまったあとでも、マイク・スピーカーは切り替えることが可能です。
Teams会議メニューある3つ点をクリックすると、メニュー一覧が表示されるので、「デバイスの設定を表示する」を選択します。
すると、会議参加前の設定画面と同様の画面が表示されます。
前述のマイク・スピーカーの切り替え方法と同じやり方で設定変更が可能です。
また、こちらの画面では、マイク・スピーカーが反応しているかも確認することができます。
マイク/スピーカーが切り替わらない場合は?
上記で紹介した手順でも、Teamsのビデオ会議でうまくマイク/スピーカーの設定が切り替わらず、音が聞こえず、声もマイクで拾われない場合があります。
そうした場合には、ビデオ会議に参加している端末側でのマイク・スピーカーデバイスの状態を確認しましょう。
もし利用しようとしているマイク/スピーカーデバイスがデフォルト設定になっていない場合は、デフォルト設定を有効化することで、音が聞こえ、声が参加者に届くようになることがあります。
端末側でのマイク・スピーカー設定を変えてもうまくいかない場合は、Teamsのビデオ会議を一度抜けて、再度同じ会議場所に接続することで解消されることがあります。
まとめ・終わりに
今回、マイクロソフトTeamsのマイク・スピーカー設定を変更する方法を解説しました。
パソコンやタブレットの標準マイク・スピーカーを使うケースが基本です。
しかし、周りに音が漏れないよう、ワイヤレスイヤホン+マイクなどでハンズフリーで参加するケースも多いです。
また、ノートPCにディスプレイ接続する場合はディスプレイから音を出したいこともあります。
そうした場合には、上手くマイクとスピーカーの設定を変えると、音漏れを防いだり、端末から離れることができるので、マイク・スピーカーの変更できるようにしておきましょう。
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