Teamsチャットの絵文字の使い方を解説~絵文字の種類や追加可能か紹介
Teamsのテキストチャットでは文字に加えて、絵文字を使うことができます。
絵文字を活用することで、テキストでは伝わりにくいニュアンスを表現可能です。
Teamsチャットの絵文字の使い方や種類について解説します。
Teamsテキストチャットで絵文字も利用可能
Teamsチャットでは、通常のテキスト文字の入力だけでなく、絵文字も利用することができます。
元々絵文字はアメリカで誕生したものの、日本で非常に発展し、逆に世界に広まった文化の1つです。
1990年代に流行したポケベルで使われるようになり、携帯電話でのメールでさらに普及した、日本で発展しました。
今ではビデオ会議ツールやチャットツールではディファクトスタンダードな機能として、絵文字が利用できるようになっています。
Teamsでの絵文字の使い方
Teamsの会議チャットでの絵文字の使い方はとてもシンプルです。
1.絵文字を挿入したい場所にカーソルを合わせた状態で、チャットメニューにあるアイコンをクリックします。
2.カテゴリごとに絵文字が一覧で表示されるので、その中から利用したい絵文字を選択します。
3.チャット入力欄に絵文字が挿入されるので、問題なければ、送信ボタンまたはエンターキーを押してメッセージを送信します。
なお、絵文字の選び方ではカテゴリごとに選ぶ方法以外に、検索で調べることもできます。
絵文字を使うと表現が柔らかくなるメリット
チャットで絵文字を使うメリットは、表現が柔らかくなる点です。
どうしても文字情報によるテキストチャットでは、対面のコミュニケーションよりも情報量が少なくなります。
対面の会話ではニュアンスも表現に込められるので問題ない発言も、テキストにすると相手を刺激する言葉になることがあります。
そこで、ちょっとした絵文字をテキストチャットの文章に織り交ぜることで、テキストでのやり取りでの衝突するのを防止できます。
メールなどで社外の人とのやり取りでは、絵文字を使うのはNGとされますが、チャットツールなどで頻繁にやり取りするツールでは、円滑なコミュニケーションが求められます。
礼儀は意識しつつも、フランクな形で絵文字を活用することで、オンラインでもスムーズにやり取りが可能です。
Teamsチャットで使える絵文字は1,000種類以上
Teamsチャットでは1000種類を超える絵文字を利用することができます。
9個のカテゴリごとに絵文字の量は異なりますが、2021年9月時点に数えた絵文字の数は以下の通りです。
- スマイル:164個
- 手ぶり:31個
- 人:169個
- 動物:130個
- 食べ物:114個
- 旅行および場所:149個
- 物:97個
- アクティビティ:80個
- シンボル:167個
最も多いのが人の169個で、シンボル167個、スマイル164個と続きます。
各カテゴリの絵文字の数を合計すると、1,101個もの絵文字を利用することができ、多様な表現が可能です。
手ぶりや人の絵文字は肌色を変更可能
絵文字のカテゴリの中で、「手ぶり」や「人」の絵文字については、肌の色を変更できるようになっています。
肌の色を変更したい絵文字を右クリックすると、6パターンの肌色の絵文字が選択できます。
1度選択すると、その肌の色がTeamsで記録され、次回以降は肌色がその色として設定されるようになります。
色を変更可能な絵文字は、絵文字一覧を表示した際に、右上に灰色の点が表示されているものが対象です。
絵文字単体と文字併用で大きさが変化
Teamsチャットでの絵文字の表示は、テキストと併用している場合と絵文字単体の場合で異なります。
テキストと併用して絵文字を表示している場合は、テキストのサイズに合わせた絵文字のサイズです。
一方、絵文字単体でチャットに表示させた場合、絵文字は非常に大きく表示されます。
この機能は元々Teamsチャットにはありませんでしたが、2021年5月のアップデートで実装されました。
大きく絵文字を表示することで、まるでスタンプのように絵文字を使ってコミュニケーションをとることができます。
Teamsで絵文字の追加は可能?
Teamsの競合サービスとして有名なのにSlackがあります。
Slackでは絵文字はスタンプと呼ばれ、絵文字として利用したり、リアクションで利用することができます。
さらにSlackの特徴として絵文字であるスタンプをユーザーが追加できるのが大きなポイントです。
多くのユーザーが自分たちの組織やグループで使える画像をスタンプとして登録し、利用しています。
Teamsにもこうした絵文字を追加する機能がほしいところですが、残念ながらTeamsでは絵文字は追加不可能です。
Teamsが用意した絵文字を利用することしかできません。
そのため、より色々な絵文字表現を活用したい場合は、Teamsのサービス側で絵文字のラインナップを増やしてもらう必要があります。
まとめ・終わりに
今回、Teamsのテキストチャットでの絵文字の使い方について紹介しました。
文字情報のみのテキストチャットでは、絵文字を使うことで表現を和らげ、円滑なコミュニケーションが実現できます。
Teamsには千種類以上の絵文字が用意され、単体で利用すると大きく表示されるなど様々なシーンで利用可能です。
ただ、Slackのスタンプのように絵文字は追加できないのが注意点となります。
Teamsチャットで密な連携を行う場合は絵文字を活用して、オンラインでも問題なくやり取りができるように工夫しましょう。
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