ChatGPTがAPIリリース予定と1/17に発表!ウェイトリストの登録手順も紹介
文章生成AIとして2022年に大きな話題を巻き起こしたChatGPTにAPIがリリース予定と開発元のOpenAIが2023年1月17日に発表しました。
これまでChatGPTにはAPIがなかったため、別途API提供されているOpenAIの文章生成AIを利用するしかありませんでした。
ChatGPTのAPIリリース予定と発表された内容と、同時に公開されたウェイトリストの登録手順を紹介します。
※(追記)ChatGPTのAPIが使えるプロプランが選択できるようになったとユーザー投稿を発見したので、APIの料金など追記しました。
ChatGPTのAPIが近日リリース予定と発表
2023年1月17日にChatGPTを開発している研究開発団体であるOpenAIの公式Twitterで、ChatGPTのAPIが近日リリースする予定と投稿がありました。
英語での発表をDeepLで翻訳したところ、以下の和訳結果でした。
私たちはChatGPT研究プレビューから多くのことを学び、ユーザーのフィードバックに基づいて重要なアップデートを行なってきました。ChatGPTは近々、私たちのAPIとMicrosoftのAzure OpenAI Serviceに登場する予定です。
アップデートの登録はこちらから: https://share.hsforms.com/1u4goaXwDRKC9-x9IvKno0A4sk30
ChatGPTは2022年11月登場
2022年11月に発表されたChatGPTは文章生成AIとして、Stable Diffusionなどの画像生成AIとともに大きなインパクトを与えました。
かつてOpenAIがGPT-3を開発されたときは、あまりの高精度な文章に「危険」という評価して公開を控えるほどでした。
GPT-3からさらにGPT-3.5系まで自然言語処理モデルが進歩し、2022年に誕生したChatGPTはさらに驚異的な性能を持っています。
ChatGPTと応答することでコードを生成したり、小説を書いてくれるなど、SFのようなことができるようになりました。
ChatGPTのAPIは2023年1月17日時点で未提供
ChatGPTの驚異的な文章生成能力を活用した色々なサービスが考案されています。
しかし、ChatGPTが発表されてから2ヶ月が経過した2023年1月17日時点でも、ChatGPTにはAPIが用意されていませんでした。
現在もChatGPTのウェブサービス上で会員登録した上で、ブラウザ経由で利用のみ可能です。
そのため、開発元であるOpenAIが提供しているAPIサービスにある文章生成AIを利用しか選択肢がありませんでした。
OpenAIのAPIで利用できる文章生成AIもGPT-3.5系で非常に高性能ではあるものの、ChatGPTに比べると性能は落ちます。
ChatGPTをシステムに組み込んだり、ChatGPTを使ったアプリ開発をしたいユーザーはAPIの提供を待ち望んでいました。
ChatGPTに夢中になったユーザーはTwitterなどのSNSで歓喜の声をツイートしています。
ChatGPTのAPIウェイトリストの登録方法
ChatGPTのAPIが近日リリースという発表とともに、最新情報を入手するための登録ができるウェイトリストが公開されました。
ウェイトリストのフォームでは以下の情報が入力項目に設定されています。
- 名
- 姓
- メールアドレス
- 会社名
- 利用用途(選択式)
- ChatGPTのAPI利用のワクワクするアイディア
ChatGPTのAPIをいち早く入手するため、フォームに情報入力してウェイトリストに登録してみました。
任意入力項目である会社名を除いた各項目を入力し、「Join Waitlist」ボタンをクリックすると、ウェイトリスト登録完了です。
登録しても入力したメールアドレスには自動メール等は届かない状態でした。
また、続報が登録メールアドレスに届いたら紹介したいと思います。
(追記)ChatGPTのAPIが利用できるユーザーが一部登場
2023年1月21日に海外のユーザーのTwitterで、ChatGPTのAPIが使えるプロプランが表示されるようになったと報告がありました。
ユーザーによると、ChatGPTのフリープランとプロプランが選択可能になったとプラン選択画面が投稿されています。
ChatGPTのAPIが利用できるのは有償版のプロフェッショナルプランで、月額42ドルとのことです。
1ドル130円で計算すると、日本円だと月額5460円かかります。
まだ、日本ユーザーでこの画面が見えた報告はありませんが、見つかりましたら共有します。
まとめ・終わりに
今回、2023年1月17日にOpenAIの公式ツイッターで、ChatGPTのAPIが近日提供されることを紹介しました。
これまでChatGPTはウェブサービス画面からしか利用できず、プログラミングなどでAPI経由で利用することはできませんでした。
しかし、まもなくChatGPTのAPIが公開されるということで、多くのユーザーが待望の声を挙げています。
現在はOpenAIがChatGPTのAPIのウェイトリストのフォームを公開しており、名前とメールアドレス、利用用途やアイディアを入力することで登録可能です。
さっそくウェイトリストに登録したので、今後ChatGPTのAPIについてアップデートがあれば紹介したいと思います。
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