GASの副業で稼ぐ7つの稼ぎ方(開発/販売/講師/広告/書籍)
Google Apps Scirpt(GAS)に関するスキルが高まると、GASを使った副業で稼ぎたいと考えるようになります。
そこで、GASを使った副業で稼ぐ方法として、7つの稼ぎ方を紹介します。
※記事内にアフィリエイトリンクを設置しています。Google Apps Scirptで副業をしたい
Google Apps Script(GAS)はGoogleが提供する無料で利用可能なスクリプトサービスです。
GoogleスプレッドシートやGoogleドライブと連携して、様々な処理をGASで自動化して実行できるため、業務改善や仕事の自動化などに活用されています。
GASはGoogleアカウントさえあれば無料で導入でき、スプレッドシートやGmail、Googleカレンダーなど利用範囲が広いため、色々な仕事の効率化に利用されるケースが多いです。
GASを本業の業務効率化で活用しているうちに習熟が進み、社内でもGASのエキスパートとして活躍する人が増えています。
GASのエキスパートになれば、GASの知識や経験、ノウハウで副業できないかと考える方も出てきます。
前述した通りGASは導入コストが無料なため、あらゆる業種の仕事で取り入れることが可能です。
それゆえ、GAS導入による業務効率化の効果は高く、さらに習熟しやすさからもニーズもあり、GASの経験を生かして本業以外に副業で稼ぐこともできます。
※ただし、フリーランスではなく、本業のあるビジネスパーソンがGASの副業を行う場合、勤め先の会社の許可が必要です。
GASを使った副業で稼ぐ7つの方法
GASのスキルを活用して副業で稼ぐ方法は大きく分けて7種類あります。
- GASを使った受託開発を行う
- GASで製作したツールを販売する
- お金を稼ぐGASツールを開発する
- GASの指導やスキルシェアする
- UdemyでGASの動画講座を開く
- GASの情報発信するブログで広告収入を得る
- GASに関する電子書籍執筆で印税を獲得する
それぞれのGAS副業の稼ぎ方を解説していきます。
①GASを使った受託開発
Google Apps Scirpt(GAS)の副業として最もオーソドックスなものが受託開発です。
GASによる自動化のプログラムやツール開発案件を請け負い、報酬を受け取ります。
近年はクラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサービスで、GASの開発案件の依頼を探すことが可能です。
GASの受託開発の案件は他のプログラミング言語による開発に比べると、やや単価が安く傾向にあります。
1つの案件につき数千円から数万円程度の報酬であるため、開発にかかる時間がかかると時給換算すると低くなることもあります。
GASの受託開発は副業として取り組みやすい反面、受託開発の〆切に追われて本業に影響を受ける恐れがあるので、注意が必要です。
②GASで作ったツールを販売
Google Apps Scirpt(GAS)の副業として、自分で作ったツールを販売することもできます。
今はGASで作ったツールが売れる時代になり、ニーズがあって有益なツールを作ることができれば、大きな売上になります。
私もタイミングよくニーズのあるツールを開発することができて、ツール販売で副業として十分な収益を得ることができました。
受託開発とくらべても、ツール販売は開発済みのプログラムを配布するだけなので、手間が少ないのがメリットです。
GASで作成した自動化ツールやレポートツールを販売する方法として、「GASスタンド」というプラットフォームが利用可能です。
GASで開発したツールに特価したプラットフォームで、自分で決済機能を用意することなく、ツールをGASスタンド経由で販売できます。
私も「日本の上場会社の株価・投資信託価格を取得するスプレッドシート独自関数」をGASスタンドで販売していますが、6件ほど売れています。
その他にもブログサービスで有名な「note」を使って、ツールを販売することも可能です。
ただ、GASスタンドやnoteなどのサービスは準備の手間が少ない代わりに決済手数料が高く、売上の10-20%近くが手数料で引かれてしまいます。
そうした場合にはStripeなどの決済サービスを使い、自分でGASツールを販売するページを用意すれば、決済手数料は抑えることができます。
③お金を稼ぐGASツールを開発
Google Apps Scirpt(GAS)で製作したツール販売によって収益を得る他に、そもそもお金を稼ぐGASツールを開発するのも副業の選択肢の1つです。
私がGASの副業でお金を稼ぐツールとして、アフィリエイト収入を得るTwitterボットを開発しました。
TwitterのAPIを利用し、アフィリエイトリンクを付けたツイートをつぶやくボットのプログラムをGASで用意し、トリガー実行で自動投稿させています。
※Twitterボットによってマネタイズする仕組みは下記のKindle本で解説しています。
毎月得られるアフィリエイト収入は数千円レベルですが、うまく成果報酬が発生すると1万円近い収益になることもあります。
さらに、GASの特徴を生かして、完全自動かつ無料で稼働しているので、支出は0円でリスクはほとんどありません。
このようにマネタイズのアイディア次第で、時間をかけずにGASツールでお金を稼ぐ副業も可能です。
④GASの指導やスキルシェア
Google Apps Scirpt(GAS)の知識や経験を活かし、指導したり、スキルシェアするという副業もあります。
スキルマーケット「ココナラ
自分でGASを学んだ際に、色々なところで分からなかったり、つまづいた経験を活かし、副業で相談に乗ることで報酬を得ることができます。
GASのみの相談や質問だけだと、得られる収入は大きくありませんが、業務効率化やデジタルトランスフォーメーション(DX)のアドバイスやコンサルティングをすることで、大きな副業収入になることも不可能ではありません。
⑤UdemyでGASの動画講座
Google Apps Scirpt(GAS)のノウハウを提供して収入を得る方法に、「Udemy」の動画講座があります。
Udemyは世界一のオンライン動画学習プラットフォームで、GASに関する講座を出品し、ユーザーが受講すると収益を得ることができます。
GASの講座動画を撮影して動画編集する手間はかかりますが、うまく行けば何千人もの受講を獲得し、数百万の収益を得ることもできるそうです。
講座用動画を作ってしまえば、一定の期間はストック的に収入が得られる点でGASの副業としてもオススメです。
⑥GASの情報発信ブログで広告収入
Udemyのように動画講座を準備するのは大変な場合には、Google Apps Scirpt(GAS)の情報発信を行うブログを運営し、広告収入を得る副業もあります。
本AutoWorkerもまさにGASに関するブログ記事を発信し、記事にGoogleアドセンスなどの広告を掲載して収益を得ています。
GASで困った時はググる(Google検索)して、Qiitaやブログなどの記事で解決される方が多いため、ニーズもあります。
動画に比べると、テキストやスクリーンショット画像でブログ記事を執筆するのは手間が少ないです。
GASに関するいろいろな情報を発信すればするほど、ブログのアクセス数も増えて、得られる広告収入も増えていきます。
私もAutoWorkerを運営し、GASに関する記事を色々発信してきた結果、Googleアドセンスやアフィリエイトで毎月10万円近い広告収入を得ています。
さらに、ブログ記事でGASの情報をまとめることは自分のGASの振り返りにもなるので、よりGASに関する知識を深めレベルアップに繋がります。
また、ブログは時間がある時に記事を執筆し、忙しいときは休むことができるので、受託開発に比べても本業への影響は小さいです。
そのため、GASのノウハウや知識を発信するブログ副業は個人的にオススメしています。
⑦GASに関する電子書籍の執筆(Kindle本)
先程はGASに関する情報をブログ記事で発信して広告収入を得る副業でしたが、電子書籍を執筆して、印税を得ることもできます。
近年アマゾンのKindleを中心に電子書籍をセルフ出版する人が増えています。
ブログなどの場合、特定のトピックに関する情報が検索経由で読まれますが、電子書籍ではGASを学びたいユーザーにアプローチできます。
電子書籍は実はGoogleドキュメントなどを使って無料で作成することができ、Kindle本として出版するのに手数料もかかりません。
Kindleは電子書籍を購入する他に、「Kindle Unlimited」という読み放題サービスもあります。
Kindle Unlimitedで自分が出版した本が読まれると、読まれたページ数に応じた収益も得ることができます。
さらに、前述したブログによるGASの情報発信と組み合わせることも可能です。
ブログ記事として書いたGASに関する情報を、電子書籍としてまとめて出版することで、ブログでの広告収入に加え、印税の副業収入も得られます。
電子書籍だけで月に数十万を副業として稼ぐのは難しいですが、他のブログやUdemyなどと組み合わせることで副業での稼ぐを増やすことができます。
まとめ・終わりに
今回、Google Apps Scirpt(GAS)のスキルを活用して、副業として稼ぐための7つの方法を紹介しました。
GASはGoogleアカウントさえあれば無料で利用でき、業務効率化や自動化ができるため、GASのスキルで副業で稼ぐことができます。
GASの副業として開発受託やツール販売、コンサルや指導・動画講座、ブログによる広告収入や電子書籍の印税など、色々な稼ぎ方があります。
JavaやC言語などの他のプログラミング言語に比べると、単価は見劣りする面もありますが、副業として月数万程度の収入を得ることが可能です。
私は主にGASの情報発信によるブログによって、月10万円近い収入を得ることができています。
ぜひ、GASを学んで得たスキルを副業に活かして、今回紹介した方法で稼ぐことにトライしてみてください。
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