2019年秋のAI・業務自動化展に参加してきました。RPAブームを感じた展示会

2019年10月23日(水)~10月25日(金)の3日間開催された、AI・業務自動化展【秋】の展示会に参加してきました。

色々な企業が出展していましたが、RPAのブームとして盛り上がっていることを肌で感じることができました。

AI・業務自動化展の様子を紹介したいと思います。

 

AI・業務自動化展とは

AI・業務自動化展は、リード エグジビション ジャパン 株式会社が主催する、AIや業務自動化に関する展示会です。

Ledge.aiのニュースより

2018年5月に第1回AI・業務自動化展が初めて開催され、2019年は春と秋の年2回開催されています。

AIやRPAを導入したい企業と、AIやRPAサービスを提供している企業とのマッチングを図る場です。

展示会では市場動向が出展の様子で知ることができ、業界の盛り上がり具合を肌で感じることができるので、情報収集にもピッタリです。

 

RPAの製品に関する出展が多数

今回主にRPAツールの情報収集を目的にAI・業務自動化展に参加してきました。

展示会ではAIに関する製品も多かったですが、RPAの製品の展示が多かったです。

やはりAIというのは、まだどのように業務に取り入れるかイメージが浮かんでいる人は少なそうでした。

それに対し、単純な作業を自動化するRPAの領域は分かりやすく、導入事例もどんどん増えているので、大きな盛り上がりを見せていました。

製品を開発しているベンダー以外にも、代理店としてRPAツールを扱う企業が多く出展していることからRPAのブームを肌で感じました。

 

RPAの利用コストはまだまだ高価

ただ、展示会で紹介されていた、RPAの様々なツールにもまだまだ高価です。

RPAツールとして有名どころの3種

  1. WinActor
  2. UiPath

などは導入初期費用に加え、サブスクリプション(年間利用料)は非常に高価でした。

※UiPathはエッセンシャル版で無料プランもあります。

その他にもロボパペット(月額15万円)や、ロボアシスト(月額5万円)など色んな企業が新しいRPAツールをセールスしていました。

しかし、これらも年間にすると、3桁万円に近い金額の支出になります。

大企業ならともかく、手軽に試すという形で使うのはなかなか難しい現状を感じました。

 

RPAツール「Sikuli」なら完全無料!

そこで、AutoWorkerがオススメしたいのがRPAツール「Sikuli」です。

SikuliはMITライセンスなので完全無料で、どんな機能でも使うことができます。

少しプログラミングの知識が必要になってきますが、JavaやC言語などに比べると非常にPythonベースなので、難易度は非常に低いです。

さらに、RPAとして使うパターンは数10パターンなので、それらを覚えれば、RPAを無料で試すことができます。

日本語の画像認識能力は低いため、伝票読み取りなどの業務自動化には適していませんが、エクセルやデータ整理などの業務は他の商用RPAツールとそん色ありません。

インストールの仕方についてはこちらの記事で1手順ごとに画像付きで解説しているので、ご参考ください。

【2020年最新版】Sikulixインストール・セットアップ方法!入門者向けに図説

 

まとめ・終わりに

今回2019年秋に幕張にて開催されたAI・業務自動化展に参加してきました。

出展内容をチェックしましたが、RPAの盛り上がりを強く感じました。

働き方改革というワードが色々な企業でトレンドになっている影響で、RPAの導入する企業も増えており、ブームになりつつあると肌で体感しました。

ただ、商用RPAツールはまだまだ利用料が高いと感じました。

大企業のような予算があるところなら問題ありませんが、中小企業などではまだまだ導入に躊躇してしまう値段感でした。

RPAに興味を持った方は、トライアルで完全無料のRPAツール「Sikuli」がオススメです。

Sikuliでトライアル的に実践するのがオススメです。