【2020年版】スプレッドシートのセルにリンクを追加する方法ー別シートやWebサイトもリンク可能

Googleスプレッドシートには、同じスプレッドシート内のセルへ移動するリンクから、別スプレッドシートのセル、さらにはWebサイトのリンクを設定できます。

今回、2020年6月時点のスプレッドシートのセルにリンクを付与する方法を解説します。

 

スプレッドシートのリンク機能

スプレッドシートにはセルの値にリンク設定が可能です。

リンクを設定すると、Webサイトのリンクのようにリンクを示す文字色に変化し、クリックすると、リンク先が表示されます。

表示されたリンク先をクリックすると、リンク先のシートやセルに遷移できます。

リンク先には、スプレッドシートのセルやシートだけでなく、Webサイトなども設定可能です。

スプレッドシートを手順書やチェックシートとして活用している場合には、Webページへのリンクがあると、スプレッドシートから遷移できるので、非常に利便性が高いです。

 

スプレッドシートのリンク取得方法

リンクを設定するには、スプレッドシートのシート上のセルに対するリンクを取得する必要があります。

リンクを取得するためには、リンクしたいセルを選択した状態で「右クリック>このセルへのリンクを取得」をクリックします。

すると、「リンクをクリップボードにコピーしました。」とメッセージが表示され、コピーした状態になって、リンクを貼り付けることができます。

リンク設定方法

Googleスプレッドシートのリンクを設定する方法を解説していきます。

リンク設定方法には、リンク先によって3つの手順があります。

  1. スプレッドシート内のリンク
  2. 別のスプレッドシートへのリンク
  3. Webサイトなどへのリンク

スプレッドシート内のリンクの場合

最もオーソドックスなパターンが、同じスプレッドシート内のセルやシートへのリンクを設定です。

リンク挿入方法は、リンクを設定したいセルを選択した状態で、

  1. メニュー「挿入」>「リンク挿入」を選択
  2. 右クリック「リンク挿入」を選択
  3. ショートカットキー「Ctrl + K」

のいずれかを実行すると、リンク設定画面を開くことができます。

その後、リンクを貼り付ける入力欄が表示されるので、事前に取得しておいたセルのリンクを貼り付け、「適用」ボタンをクリックします。

すると、テキストの文字色がリンクを表す青色に変化します。

リンク設定したセルを選択すると、リンク情報がポップアップ表示されます。

青字部分のリンク先文字をクリックすると、リンク先にブラウザの同じタブ内で遷移することができます。

別スプレッドシートへのリンクの場合

続いて異なるスプレッドシートにリンクしたい場合の方法です。

別スプレッドシートへのリンクする際には、別スプレッドシート上のセルへのリンクを取得します。

その上で、スプレッドシート内のリンクと同様に設定を行うと、異なるスプレッドシートへリンクすることができます。

別スプレッドシートのリンクの場合、クリックすると、ブラウザの別タブが立ち上がり、リンク先のセルが表示されます。

Webサイトなどへのリンクの場合

Webページへのリンクも設定方法はこれまでのやり方と同様です。

リンク設定を行ったあと、リンクをクリックすると、別タブが立ち上がり、リンク先のWebページに遷移します。

ちなみにURLを直接入力すると、自動的にWebページに遷移するようにリンクも設定されます。

リンクを修正する方法

リンクを修正する必要が出てきた場合には、リンクが表示されたタイミングで「リンクを編集」アイコンをクリックします。

すると、リンク先のURLを設定する画面が表示されるので、変更したいURLを入力すると、修正が可能です。

リンクを削除したい場合は?

リンクを削除したい場合は、リンク表示にある「リンクを削除」をクリックします。

すると、セルの文字色が変化し、クリックしてもリンク表示がなくなり、リンクが削除されていることが確認できます。

まとめ・終わりに

今回、Googleスプレッドシートのセルへのリンク設定方法を解説しました。

Googleスプレッドシート上のセルのリンクを取得し設定することで、同一スプレッドシートや別スプレッドシートにクリックするだけで遷移が可能です。

さらに、Webページへのリンクも設定して、遷移することもできます。

リンクを使いこなすことで、スプレッドシートの使いやすさが高まりますので、ぜひ活用してみてください。