スプレッドシートのセルの文字数が何文字かカウントする方法(LENとLENB)

Googleスプレッドシートでセルの文字数が何文字なのか、数えたいケースがあります。

LEN関数を使えば、セルの文字数をカウントしてくれます。今回、LEN関数とLENB関数の使い方を解説します。

 

スプレッドシートの文字数が何文字かカウントしたい

Googleスプレッドシートは表計算といった使い方の他に、テキスト情報の管理にも利用できます。

シート内のセルに文章を入力し、その文字数が何文字かカウントしたいケースもあります。

例えば、Twitterの投稿文をスプレッドシートで管理している場合です。

ツイートには140字の文字数制限があるため、投稿文を入力したセルが140文字以内に収まっているか、文字数を自動的に数えられると便利です。

LEN関数で文字数をカウントが可能

Googleスプレッドシートにはセルの文字数をカウントしてくれるLEN関数が用意されています。

=LEN(“数えたい文字列“)

上記のケースだと、「数えたい文字列=7文字」なので、7が出力されます。

LEN関数の引数に文字数を数えたいセルを指定することでそのセルの文字数が何文字か確認可能です。

上図のスプレッドシートでは、LEN関数によって、文字数のカウント結果が表示されています。

半角・全角の文字数の数え方は同じ?

スプレッドシートのLEN関数の文字数の数え方では、半角文字も全角文字も同じ1文字として扱います。

そのため、日付などの文字数をカウントする場合には、半角であっても全角であっても、LEN関数の結果は同じ文字数です。

上記のような半角数字の「2月19日」と全角数字の「2月19日」は同じ5文字としてカウントされます。

半角:1、全角:2のバイト単位でカウントするLENB関数

基本的には半角も全角も同じ1文字で数えるのが文字数カウントとして正しい挙動です。

しかし、半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとして、バイト単位カウントしたいケースも出てきます。

特にTwitterの投稿文の文字数制限は、厳密には「全角140文字」です。

半角文字のみの場合、実は140字よりも多い280字入力することができます。

冒頭で紹介したTwitterの投稿文の文字数をチェックしたい場合は、半角と全角の文字の数え方を変える必要があります。

そんなときのために、GoogleにはLENB関数も用意されています。

LENB関数は、半角文字は1バイト、全角文字は2バイトという文字のバイト単位でカウントができます。

LENB関数では、YYYYMMDD形式の日付も半角の場合は8、全角の場合は16と表現されます。

Twitter投稿文字数を計算する場合は、このLENB関数の文字数カウント結果を2で割ることで、全角140字以内かどうかチェックすることが可能です。

文字があるセルの数を数えたい場合は?

その他のGoogleスプレッドシートの文字カウントとして、文字が入っているセルの数を数えたいというニーズもあります。

その場合には、COUNTA関数が用意されていて、指定した範囲の中で文字が含まれているセルの数をカウントしてくれます。

 COUNTA関数では指定範囲のセルで文字が入っているセル数を数えます。

何も入ってない場合はカウントされないものの、スペースが入っているとカウントされるので注意が必要です。

まとめ・終わりに

今回、GoogleスプレッドシートでLEN関数(LENB関数)を使ってセルの入力文字が何文字かカウントする方法を紹介しました。

LEN関数で引数にセルを指定すれば、セル内の文字列が何文字かカウントしてくれます。

ただ、LEN関数は半角数字や全角かなのどちらも1文字カウントされます。

半角は1、全角は2とカウントしたい場合は、バイト単位で数えるLENB関数にします。

スプレッドシート内の文字数をカウントしたいケースはよくあるので、その場合は、LEN(LENB)関数を活用しましょう。