DeepL翻訳の無料版APIキーの登録発行手順!世界一のAI翻訳サービスをAPI利用

Webの翻訳サービスとして、翻訳精度が最も優れていると言われるのがDeepL翻訳です。

DeepL翻訳はWebページでテキストを入力して翻訳する他に、APIを使ってプログラミングで実行することができます。

DeepL翻訳の無料版APIを登録し、APIキーを発行する方法を解説します。

世界一の翻訳サービス「DeepL」

DeepLはディープラーニングのAI技術を活用した翻訳サービスです。

その翻訳能力は世界一と言われており、英語→日本語に和訳した際に発生する不自然な表現がほとんどありません。

これまで翻訳サービスとしては、Google翻訳が有名でしたが、DeepLのほうがより自然な翻訳ができるようになっています。

そのため、海外の論文や外国語で書かれた書籍を読む際に、日本人の多くが利用しています。

DeepL翻訳はAPIサービスも提供

そんな高性能なDeepL翻訳には、APIサービスも提供されています。

APIを使えば、Web画面にテキストを入力せずに、プログラムから翻訳したい文章を送り、翻訳結果を受け取ることができます。

PythonやGoogle Apps Script(GAS)などのプログラミングと連携して、高性能な翻訳サービスを作成可能です。

そこで実際にDeepL翻訳をAPIで利用するために、API登録手順とAPIキー発行手順を解説します。

DeepL翻訳のAPI登録手順

まず、DeepL翻訳のAPIを利用できるようにするために、API登録の手順を説明します。

DeepLのAPI登録の各手順を1Stepずつ解説していきます。

1.DeepL翻訳のページにアクセスし、APIのメニューを選択します。

2.月額630円の有料プランと無料版があるので「DEEPL_API FREE」の方で「無料で登録する」を選択します。

3.まず、DeepLのアカウント登録するために、メールアドレスとパスワードを入力し、「続行」ボタンをクリックします。

※後々のログインの手間を省くため、「ログインしたままにする」にチェックを入れるのがオススメです。

4.DeepLのユーザーアカウント登録に必要な、氏名、住所の個人情報を入力します。

5.本人確認と無料版APIの不正利用を防ぐためにクレジットカード情報を入力し、「続行」をクリックします。

※この入力では、クレジットカードに請求は一切発生しません。

6.DeepLのユーザー登録確認画面で、利用規約等の同意にチェックをいれ、「無料で登録する」をクリックします。

以上の6StepでDeepL翻訳のAPIを使うためのユーザー登録が完了です。

DeepL翻訳のAPIキー発行手順

DeepL翻訳のAPIを利用するためのユーザーアカウント登録が完了したら、実際にAPIをプログラミングで利用するためにAPIキーを発行していきます。

1.登録完了後に表示される画面で、「認証キーを取得する」をクリックします。

2.「ご利用中のDeepL Proアカウント」で「アカウント」タブを選択します。

3.「DeepL APIで使用する認証キー(APIキー)」が表示されるので、右側のアイコンでコピーします。

以上の3Stepでユーザーアカウント登録後、APIキー発行は完了です。

なお、APIキーは漏洩すると、他の人がDeepL翻訳をAPIで利用できるため、漏らさないよう注意しましょう。

DeepL翻訳のAPIはHTTP通信のgetで

DeepL翻訳のAPIは色々な利用方法がありますが、最もシンプルな翻訳はHTTP通信のgetで利用することができます。

DeepL翻訳のAPIリクエスト先は以下のURLです。

https://api-free.deepl.com/v2/translate

このURLに前段で取得したAPIキー、翻訳したいテキスト、翻訳したい言語をパラメータとして設定します。

パラメータを設定した上でAPIリクエストを送ると、翻訳した結果をレスポンスで得ることができます。

まとめ・終わりに

今回、世界一のAI翻訳サービスと名高いDeepL翻訳をAPIで利用するための無料登録、APIキー発行手順を紹介しました。

DeepL翻訳はWebページでテキストを入力して翻訳する以外に、APIを使ってシステムに組み込むことが可能です。

Google翻訳などのサービスもありますが、英語など外国語を日本語に翻訳した際、DeepLの翻訳の方が圧倒的に自然な文章になります。

無料版のAPIでも月50万文字まで翻訳することができるので、小規模なシステムであれば無料で十分です。

DeepL翻訳のAPIを活用し、英語などの外国語を翻訳したい場合に、今回紹介した登録方法とAPIキー発行手順を参考にしてください。