Google Apps Script(GAS)の初心者向け学習方法!効率的な6つの学び方

2022年12月20日

Google Apps Script(GAS)は少ない学習コストでさまざまな業務効率化に活用できます。

そんなGASを習得するための6つの学び方を紹介します。

※GASを触ったことがない初心者の方を対象にした学習方法です。

※記事内にアフィリエイトリンクを設置しています。

Google Apps Scriptは初心者オススメのプログラミング言語

Google Apps Script(GAS)は、Googleが提供するJavascriptベースのスクリプトサービスです。

クラウドサービスとして提供されており、Googleアカウントさえあれば環境構築不要で利用できます。

初心者の方がプログラミングを学ぶ際に挫折しやすいポイントがインストールなどの環境構築です。

しかし、GASはスプレッドシートなどからスクリプトエディタを開いて、すぐにコードを書くことができます。

さらにトリガー実行やスプレッドシートからGASのコードを簡単に実行でき、コードによる自動処理が活用しやすいです。

こうした点から、Pythonなどの人気の言語とくらべても、プログラミング初心者が取り組みやすくなっています。

GASを学びたい初学者向けの6つの学習方法

Google Apps Script(GAS)は初心者が学習しやすいプログラミング言語といっても、すぐに使いこなせるわけではありません。

JavascriptベースということでJavascriptの文法を覚えることに加え、Googleサービスとの連携やスクレイピングなど利用できる範囲が広い分、学ぶ内容は多いです。

そうしたGASを一から学びたい場合にオススメの学習方法としては、以下の6つが挙げられます。

  1. プログラミングスクールでGAS講座を受講
  2. udemyのオンライン動画講座でGASを学ぶ
  3. ストアカやココナラで個人から学習
  4. GAS入門書•解説本で体系的に学ぶ
  5. connpassでGAS関連のイベントに参加
  6. GAS入門ブログなどで無料学習

上から順に学習費用が高いGASの勉強方法になっています。

それぞれのGASの学び方について解説していきます。

プログラミングスクールでGAS講座を受講

費用は最もかかりますが、質問や相談などのサポートも手厚くGoogle Apps Script(GAS)を学べるのが、プログラミングスクールです。

プログラミングスクールは二桁万円の費用がかかる講座が多いですが、オフラインの対面で学ぶことができます。

オンラインで質問する場合は質問したい内容をしっかり伝える必要がありますが、対面だと講師の方を呼んで画面を見せて質問できるので相談しやすいのが特徴です。

ただ、プログラミングスクールはGAS学習方法の中で最も高価なので、お金がかかります。

やりたいことがあって気軽に質問したい場合や、オフラインの対面で講座を受講する形でGASを学びたい場合にオススメです。

しかし、かつてはGASに関するプログラミングスクールの講座はありましたが、2022年12月現在、GASを学べるプログラミングスクールのコースはありません。

プログラミングスクールを運営している会社がGASに関する研修プログラムを用意していますが、個人での参加は難しいです。

それゆえ、現在では最も学習費用のかかるプログラミングスクールでのGAS学習は候補から外れます。

udemyなどオンライン動画講座でGASを学ぶ

2つ目の学習方法は、Google Apps Script(GAS)のオンライン動画の入門講座です。

Udemyなどのオンライン学習プラットフォームには、GASに関する講座が多数出品されています。

Udemyの講座はオンデマンド動画で学習できるので、好きなときに好きなペースで学ぶことができます。

書籍やWebサイトなどで学ぶよりも音声もある動画のほうが、初心者にとっては学習しやすいです。

さらにUdemyは受講者の評価も確認できるので、分かりやすいと評判のGAS講座を選んで受講できます。

新しい講師によるアップデートされたGAS講座がどんどん登場しているため、最新のGASの利用方法を学習可能です。

ストアカのGAS講座を受講

udemyなどのGAS講座はオンデマンド動画での講座ですが、ストアカというマッチングサービスでもGAS講座を受講して学ぶことができます。

ストアカにはGASを教えてくれる講師の方が登録されており、そうしたGASに詳しい講師の方が開催されている講座を受けられます。

ストアカでGAS講座を探す

ストアカの場合は、Udemyの動画講座と異なり、あらかじめ決められた日程でZoomなどのツールを使ってオンラインで指導してもらえます。

※かつてはストアカは対面講座も多かったですが、オンラインイベントの普及でオンライン講座がメインになりました。

わからない点があれば、オンライン上で気軽に質問ができるのがメリットです。

ストアカでGAS講座を探す

GAS入門書・解説本で体系的に学ぶ

Google Apps Script(GAS)を体系的に学ぶ上で、GAS入門書で学ぶのもオススメです。

技術書には初心者の人でもスキルが身につくように、初歩的な内容から応用的な利用方法まで体系的にまとめられています。

GAS入門書に書かれた内容を読み、掲載されたサンプルコードを動かす中で、GASの理解も深まります。

GAS初心者向けの入門本は2000円~3000円程度で販売されており、学べる量に対し非常に安価です。

AutoWorkerでは、GAS初心者向けの入門書や分かりやすいオススメ本を記事で紹介しています。

【2023年版】Google Apps Script(GAS)入門書でオススメ3選とGAS本全11冊まとめ

特にGAS学習に必携とも言われる「詳解Google Apps Script完全入門(第3版)」は、多くのGASユーザーがこの書籍で学んでいます。


Amazonで購入楽天市場で購入

たった数千円の出費で、GASの基本的な文法から利用方法、応用例まで学べる書籍は、オススメの学習方法の1つです。

connpassでGAS関連のイベントに参加

connpassはIT勉強会を支援するプラットフォームです。

主にオンラインを中心とした様々なITに関する勉強会の情報が集まっていて、色々な技術系コミュニティのイベント募集が行われています。

その中にGoogle Apps Script(GAS)に関する勉強会もあります。

有料イベントの場合もありますが、connpassではGASを学べる無料イベントも多いです。

本来であれば有料でもおかしくない、GASについて学習できる勉強会も開催され、質問できる機会もあるので、ぜひ定期的にチェックしましょう。

connpassでGAS勉強会を検索する

※希望するタイミングでGASに関する勉強会が開催されていない場合もあります。

GAS入門ブログなどで無料学習

完全無料で学びたい場合には、GASの入門的な内容を取り扱っているブログもオススメです。

GASを学んだユーザーは自分の学びをブログにアウトプットしています。

AutoWorkerでもGASの様々なトピックを初心者の方を対象に記事を執筆しています。

noteのような課金プラットフォームは例外ですが、ブログの多くは費用をかけずに学べるのがメリットです。

ただしGASに関するブログの多くは、スプレッドシートとの連携方法やSlackAPIの利用方法などテーマが絞った内容になっています。

そのため、ブログはオンライン講座や書籍と比較すると、体系的に学びづらいです。

ある程度GASの文法を理解した次のステップでやりたいことが明確化したところで、必要な情報を検索しながら学ぶようにしましょう。

まとめ・終わりに

今回、Google Apps Script(GAS)を学びたい人を対象に、主なGASの学習方法6種類を紹介しました。

プログラミングスクールや動画講座、オンライン指導、書籍や勉強会、ブログといった色々な勉強方法があります。

それぞれメリット・デメリットがありますが、費用を少なく体系的に学びたい場合はGAS入門書で学習するのがオススメです。

ただ、やはり動画のほうが分かりやすい面や、質問ができるオンライン指導、仲間を作れる勉強会など人によって相性もあります。

自分の学習傾向から相性のよいGAS学習方法を選ぶとよいですが、何よりもGASにふれることが一番なので、これだと思った学び方でGASを学んでみましょう。